小鳥と漢方 | 手作り栄養ごはんで愛犬のハタチを叶える!リアルドッグ栄養セラピー

手作り栄養ごはんで愛犬のハタチを叶える!リアルドッグ栄養セラピー

20年目の現役獣医師ともちん先生が、愛犬にドッグフードを与える当たり前に異を唱え、栄養バランスのよい手作り食の作り方をナビゲートすることで、治らないと言われている病気を改善させてきた栄養療法

最近うれしかったことを二つ。

一つは通院中の寝たきり高齢わんちゃん、最初の頃は、緊張と病状の悪さのせいか、診察台の上で落ち着かず、私も咬まれそうになりながらの処置でした。

最近は、慣れてきたのと、病状が落ち着いて楽になったのか、処置中に寝てしまうことが多く、処置中30分の間、すやすやと気持ちよさそう。
私が触っても反応なしの脱力状態。

ご家族が、「リラックスしすぎ〜。マッサージサロンに来てるわけじゃないんだから・・・。」と一言。

クリニックが目指すのは、このことです。
診察に来てくれたわんちゃんや猫ちゃんが、来た時よりもリラックスして気持ちよく帰ってくれること。

診察の順序、処置の仕方、行動学的な考え方でクリニックやスタッフに慣れてもらうこと、いろんなことを考えながら診察を行い、みんなにリラックスして診察を受けてもらえるよう、これからも心がけていきたいと思います。



もう一つは、小鳥のご家族。高齢の小鳥で、あちこち調子が悪かったのですが、歳だから〜と、特に診察に来られることもなかったのですが、調子の悪さをお聞きして、漢方治療をおすすめしたところ、まあじゃあちょっとやってみようか・・という感じで始まりました。

それから少しずつはいい感じだったのですが、劇的な変化はありませんでした。
それでも、介助しなくても水浴びできるようになったり、脱毛してた部分に毛が生えてきたり、そして3ヶ月たちました。

片方の脚が悪く、よく止まり木から落ちていたそうですが、最近は落ちることがなくなり、ついに、その悪かった方の脚1本で止まり木に止まっているところをご家族が目撃され、感動されたとのこと。

「歳だと思ってあきらめたらいけませんね!」
とおっしゃっていただきました!まさに、いつも伝えたいことを、ご家族の方からおっしゃっていただいて、とてもうれしく思いました。

そしてその方の大事な小鳥ちゃんが、元気になったこと、そのことをこんなに喜んでいただけることに、私の方も感動しました。