「陰虚」 | 手作り栄養ごはんで愛犬のハタチを叶える!リアルドッグ栄養セラピー

手作り栄養ごはんで愛犬のハタチを叶える!リアルドッグ栄養セラピー

20年目の現役獣医師ともちん先生が、愛犬にドッグフードを与える当たり前に異を唱え、栄養バランスのよい手作り食の作り方をナビゲートすることで、治らないと言われている病気を改善させてきた栄養療法

最近、「陰虚」のわんちゃんを多く見ます。
年齢は初老ぐらいの5歳〜9歳。
さわると、体が熱く感じて、でも体温を測ると平熱。
少し毛が薄めで、皮膚も赤っぽい。

お水はよく飲む子と、あまり飲まない子と両方います。

肝炎とか、尿石症とか、便秘とか、逆に下痢しやすかったりします。

まずは余分な熱を取り除くとよくなりますが、本当はその後で、補陰を続けると、
病気になりにくくなると思うのですが、なかなか・・・

それでいったん治って治療をやめると、しばらくしてまた別の症状や同じ症状が出てきてしまいます。

そういう子が補陰薬をしばらく飲むと、毛並みが見違えるようによくなって、表情も生き生きとするのです。(でもご家族は、毎日見ているせいか、その変化に気が付かなかったりします。)