日本の巻物は外側に海苔が巻いてありますが、アメリカの巻物は内側に具材と海苔を入れて、外にシャリ(酢飯)が出ています。日本では、裏巻きと言われるスタイルです。

 

多くのアメリカ人は、海苔特有の磯の香りが苦手だったり、硬くて噛み切れにくいという理由から、海苔が苦手な人が多く、だからこそ裏巻きスタイルが主流になったそうです。

 

そして、そのように広まった巻き寿司はアメリカで独自の進化を遂げて、多種多様な具材を巻き込んだアメリカ人の舌にあった、アメリカ独自のSushi Rollとして大人気になっています。

 

以下メニューは、私がたまに行くAYCEのメニューですが(AYCEについては、こちらから)、Nigiri(握り)のメニューは1列ですが、Rollは4列もメニューがあります。とにかくRollの種類がすごいんです。

 

ただ、これだけRollメニューが豊富でも、お寿司屋さんに行く時は、お刺身や握りが食べたくて行くので、今までRollを食べた事がありませんでした。

 

先日、お友達のSammieちゃんと会った時に「お寿司が食べたい」と言うので、日本人の私とお寿司を食べたいって事は、日本式の食べ方が知りたいって事!?なんて勝手に思って、今日は握り音譜と思って行ったら、「生魚はあまり得意じゃない、ロールが好き」と言うので、ロールデビューしちゃいました。

 

Rollなんて、偽物寿司だ!!食べてなるものか!!とまでは思っていませんが、ロールじゃないんだよな~握りなんだよな~と思って、今までRollは避けてきたのですが、とってもとっても美味しかったです。今まで食べなかったなんて、モッタイないあせる

 

縦長のお皿は、49er Jack Rollというメニュー名で、Scallop, crab mix, shrimp, avocado, seared tuna, sauce, masago, green onionが入っています。四角いお皿は、James Dean Rollというメニュー名で、Crab mix, panko shrimp, scallop, eel, avocado, sauce, masago, green onionが入っています。メニュー名から、中身が全く分からないのもRollの面白いところです。

 

 

ちなみに、アメリカ人はワサビ好きな人もいますが、苦手な人の方が多いので、握りは基本サビなしで、上の写真のように大量のワサビが別添えできます。