先日
娘が誕生日を迎えました
こどもたちの成長は
本当に頼もしい限りです
私がこどもを産んでから
これだけは
欠かさなかったことがあります
それは
毎日
彼女たちが
私にとって
私たち夫婦にとって
いかに大切な存在かを伝えることです
大好き
可愛い
カッコいい
たからもの
産まれてきてくれてありがとう
貴方がいるからがんばれる
貴女がいるからがんばれる
兄妹で一緒くたにはしないで
息子
娘
それぞれに。
私の幼少期は
いろいろ複雑なこともあり
自分自身が存在していることを
あまり良しと思えない
そんな日々を送りました
それは
別に愛情を与えられていなかった訳ではなくて
経験の少ないこどもの
小さな頭で考えたことで
色んな大人の事情の責任を
自分のせいだと勝手に勘違いしていたからです
もちろん
親は私がそんなことを思っているとはつゆ知らず
親なりの愛情を注いでくれていたはずです
でも
1人で
もしかしたら姉も
抱え込んでいたかもしれません
だから
こどもはいくつであったとしても
自分で考えている
そんな当たり前のことを
強く意識した子育てになりました
自分の存在が誰かの邪魔になっている
誤解であろうとも
絶対にそうは思わせない
それだけは
きっと
わたしの顕在意識にまで落とし込まれた
潜在意識
だから
どんなときでも
こどもには
自分自身の存在が誰かの希望になっている
少なくとも私の希望になっている
それは
頑張っていようが
頑張っていなかろうが
そんなことは関係なく
ただ
そこに存在しているだけで
充分なんだ
そう思えるような環境はつくってきました
つくってきたというより
私の中であふれ出ていました
こども達は
うざいくらいに
私の愛情を受けています
第一子の長男は
初めての出産で
さらに彼の体が弱かったから
ちょっと過保護になりすぎて
母である私が
不安を抱えていると
それを一番に感じ取って
自分よりも誰かを優先させちゃう
そんな過敏なところもありますが
それでもちゃんと自分を
無意識レベルで認めてあげてる
そんな息子になったんじゃないかな
娘に至っては
きっと何の迷いもないくらいに
自分をしっかりと認めている
ちゃんと自分大好きになっている
そう思います
そして
それは
良いとか悪いとかではないんです
彼らもきっと
これから
社会に出て
誰かに盛大に否定されることもあるでしょう
避難されることもあるでしょう
色んな人と自分を比べたりなんかして
自分に×をつけることもあるでしょう
私は
周りからみると
甘やかせっぱなしの子育てなので
世間の風当たりを
通常以上に強く感じることもあるかもしれません
自分の実力を過大評価して
壁にぶち当たることもあるでしょう
でもね
親が
激甘で育てようが
超厳しく育てようが
手の届かないところで
彼らは必ず壁にぶち当たる訳です
どんなに
頭が良くても
優秀でも
才能に溢れていても
自分を信じていなければ
ずっと苦しむ気がするんです
自分だけが苦しむ人生なのであれば
強く生きればいいだけなのかもしれませんが
自分を信じていない人は
哀しいかな
人を傷つける人生になると思うんです
自分を信頼して信用してついてきてくれた人に対して
最後まで信頼を寄せない
結果、自分を大切に思う人までをも傷つける
そんなことになりかねない
自分への信頼をつくっていくことは
並大抵の努力では間に合う気はしません
そもそも
本当に
自分を信頼している人は
努力なんて必要もなく
そのまま
ありのままを受け入れていると思うんです
そして
それは
自分の力で手に入れられるものではない
そんな気がします
ただ一つ
世の中の常識が目まぐるしい
スピードで変化して
正解なんてものが世の中にない中で
親である私が
絶対的に与えてあげれるもの
それが
疑いをもたない愛
愛されることに不安を抱かない
自分の存在に疑問を抱かない愛
なんだと
信じているのです
そして
もしかして
これ自体が
親がこども与えてしまった
呪縛になりうるかもしれません
でもね
それはもう仕方がないと思うんです
わたしたちも
親になることは経験していません
1人の成長の初めから終わりを経験して
親になれる訳ではありません
親の経験は初めてなんです
でもね
こどもだった経験はあります
その時に
自分が必要だったと思うものを
与えることしかできない気がしています
そして
それが
実は自分のこどもには
必要のないもので
実はもっと必要なものがあったのだとしたら
自分が
親になったとき
それを与えることでしかないと思うんです
だから
自分が親として
必要だと思うものを与えれたと思ったら
あとは
こどもの力を信頼するしかないんです
そして
自分のこどもは信頼に足る人間力を
身につけていると思っています
これから
たくさんの失敗をしても
ちゃんと大丈夫
それだけは
私は胸を張っていってあげれます
すべての
親へ
すべての
こどもへ
大丈夫♡
お誕生日ありがとう