親が変われば、現実が変わる
と耳にします.
だから
「私が変われば,子供が登校するようになる」
そのように思われる方も多いかもしれません.
今までは子供に禁止していたことを
「好きにしていいよ」と言ったり
自分はオシャレなカフェに行って,ウキウキしようとしてみたり.
それが悪いわけじゃないのですが
今まで禁止してきたのに,「好きにしていいよ」と言うのはなぜですか?
今まで行かなかったのに,オシャレなカフェに行くのはなぜですか?
伝わるのは行動や言葉ではなく,『意識』です.
相手を動かしたいから自分を変えたいとするのであれば
それは,相手をコントロールしたいという意識が根底にあるので
この意識(マイナスエネルギー)が相手に伝わります.
私たちも『無言の圧』って感じたことないですか?
相手はその意識を感じとり,今まで以上に防衛反応が働いて
事態が悪くなったと感じる出来事が起こり続けます.
そして、こっちはこんなに頑張っているのに、どうしてあなたは変わらないの
と苦しくなっていくのではないでしょうか?
他人を変えるために、自分に苦行を強いているから自分は苦しくなる.
もし,あなたが自分を変えたいと思っているのなら
自分を変えるのは誰のためですか?
それは,何のためですか?
僕は
自分を変えるのは,自分のためと思ってます.
周りに振り回されず,自分らしく生きていくため
自分の幸せを他人に依存しないため
自分の人生の舵を自分で切るため
子供に登校してほしい
親だったら,そう考えるは不思議ではないと思います.
でも
それは本当に,子供のためを思う純粋な愛からなのか?
愛からの行動であれば
コントロールとかマイナスとか気にすることなく
自分の思いを伝え続ければ良いと思います.
コントロールやマイナスが悪ということではありませんから.
もし,自分が安心したいからなのであれば
自分の心の中に安心が無いということ
つまり,心の奥には不安や恐れがあるということです.
潜在意識を掘っていくと、ここに辿り着く人がほとんどです
登校しないことが『自分は』どう不安なのか?
『自分は』何を恐れているのか?
実は、その不安や恐れを感じたくないために,子供に登校してほしいと思っているんですね.
でも,これは自分の安心のために子供を無意識にコントロールしようとしています.
そして,子供にはその不安と恐れの意識が伝わっているのです.
だから,子供は親の言動に不安や恐れを感じて
なかなか充電できないのですね.
安心したい気持ちはわかります.
僕だって,そういう時期がありましたから.
でもね,今はこう思います.
『自分の安心を子供に委ねるっておかしい』
自分の安心は自分で創り出す
自分を変えるのは自分のため.
周りに振り回されず自分らしく生きていくため.
自分の安心を他人に依存しないため.
自分の人生の舵を,自分が握るため.
そう思えるようになると
子供の人生を背負おうとする気持ちも緩み
自然と,相手への執着が無くなり意識が向かなくなります.
意識が向かなくなれば,相手に対してマイナスエネルギーを出さなくなるので,相手も不快を感じなくなります.
そして,子供は充電に集中できるようになり
子供自身が,(例えば不登校を)自分の課題ととらえて
自分自身に向き合うようになります.
その副産物として,現実が変わるのです.
つまり,あなたの表面上の言動が変わるから現実が変わるのではなく
あなたの意識が変わるから
あなたの言動が自然と変わり
子供の受け取り方も変わり
プラスの循環が始まり
現実が変わっていくのです.
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