「誰でも、風呂敷に包んで隠している」
大変なさなかにいるとき、
年配の知り合いから、言われたことがある。
誰でも、みんないろんなことあるんだ。
大きい風呂敷に包んでるかもしれないし、
小さい風呂敷に包んでいるかもしれない。
それを、開けて広げられるかどうか。
大抵の人は、ギュッと縛って、
見せないようにしてるだけだから。
本当にそうなのか。
自分だけが不幸になっているのではないか、
そう考えるのが普通だと思うが、、
私が風呂敷を開けだしたら、
実は、、といろんな人の風呂敷の中身を
見せてもらうことが多くなった。
風呂敷の口を開けることが出来るようになるときは、
トンネルの出口が見つかり、
その光に向かい始めたときだと思う。
光が見えない時は、
固く閉じて自分を守っているのかもしれない。
私は、この口を縛って固くなっているものを、
少しづつ緩めてあげるお手伝いをしたいと思う。
どんな人も、出口はあるはずだから。
その出口は、人によって違う。
そのヒントを見つけ出す役をしたいと思う。
「風呂敷を広げる努力をしてみると、前を向くことができる」