2月8日は中国の元宵節。団子を食べて小正月を過ごすのが習わしですが…。
大連市は、新型コロナウイルス肺炎の発生地・武漢に医療チーム派遣を決め、非常招集したのが午後4時。わずか3時間で500人が応えました。
友人がその中にいました。命に関わること。夫や子どもを置いて、チームに加わることを決断しました。
その日の深夜、飛行機4機が武漢に向け飛び立ちました。
東縁でも何かできないことはないか。小さな会社なので大したことはできないけれど。
現地の話では、極度のマスク不足。どこへ行っても売り切れ。運良く見つけても、べらぼうな高額が付けられています
。
許可証を持った医療従事者は、マスク工場で買うことができますが、今では欠品続き。まして一般人民は手に入れるすべがありません。
そうだ、マスクを送ろう! あちこちの店を回りましたが、もう日本でも品切れ。
あきらめかけていたところ、ガーゼマスクならあるとの一報が入りました。
ガーゼ? 今どきは使い捨ての不織布製が主流なのに! そう思ったのはつかの間、洗って繰り返し使えるのだから、むしろマスク不足には有効。
聞けば1,000枚あるという。全部押さえました。
早速、中国帰国者に持って行ってもらいました。国際郵便よりはるかに早くて確実。
東縁は30年、日中の交流によって育ててもらった国際結婚仲介業者。恩返しするなら今。
早く終息することを願って。
