フィレンツェ観光最終日は、ほとんどをショッピングに費やしました。

 

まず最初に向ったのは、「世界最古の薬局」と言われている”サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局”。

 

お店の外観はヘタすると見逃してしまいそうな地味目な雰囲気なのですが、一歩中に足を踏み入れると、こんな↓非日常空間が広がっていました。

(店舗内部から店舗入り口に向けてのアングルで撮ったものです)

 

 

 

”薬局”というより、博物館・美術館のようですね。

 

 

店内には日本人スタッフの方も数名いらっしゃって、日本語で詳しい説明をして頂くことが出来ました音譜

いちばん気になるお値段も、こちらが訊かずともズバッと潔く言って下さる接客姿勢も、さすが日本人のことをよくわかってるなぁ!と感心&好印象でした照れ

 

 

 

 

広い店内はいくつかの部屋に分かれており、こちらの部屋が最も昔の薬局らしい雰囲気を残していました。

 

 

 

元々は修道院だった場所なので、こんな礼拝堂まであります。

もう、どのお客さん達も至る所で写真撮りまくり。(笑)

 

 

 

ただこちらの薬局、歴史があるだけに商品のお値段もかなり高額設定。。。笑い泣き

固形石鹸とかだと10€ちょっとで買えるものもあったようですが、固形石鹸は使わないしな~…と。

「ハンドクリームぐらいなら買えるかな…?」と、勇気を出してイタリア人の店員さんに値段を訊いてみたら「35€」と言われ心が折れる。。。えーん

 

 

そんな中、唯一買うことが出来たのがこちら!

クローゼットに吊るしたり、タンスに入れて使うことの出来るバータイプのポプリ。(2個入り 20€)

いろんな種類の香りがあって迷ったのですが、上品に香るローズをチョイス。

日本に帰ってから使おうと思いつつ、とりあえず箱にしまったまま現在の家のクローゼットにしまっていますが、箱に入れた状態でもクローゼットの中にほのかにバラの香りが漂い、幸せな気持ちになります照れ

 

 

サンタマリアノヴェッラ薬局については、こちらの動画がとてもわかりやすくお勧めです。

ここで紹介されてたローズウォーター(19€)、買えばよかった~~笑い泣き

 

 

 

 

市街地中心からやや外れた場所にある常設の屋内型蚤の市「PURCI(プルチ)」

 

 

昼過ぎまでは家族一緒に行動していましたが、ここからは夫と娘とは別行動!

最近の旅ではこのスタイルに味を占めつつあります。(笑)

 

夕方ぐらいまでずっと単独行動で気ままに街歩き&ショッピングを堪能させてもらいました♪

(夫と娘は少し寄り道しつつホテルに戻って、ゲームをしたり昼寝をしたりして寛いでいたようです)

 

 

 

というわけで、ワクワクしながら辿り着いた蚤の市だったわけですが、実際行ってみると期待していたよりひっそり感&寂れ感強め。。。あせる

お客さんも少なめで閑散としており、これは近い将来消滅してしまうのでは…?(^ ^;; という予感を覚えてしまう雰囲気でした。

 

 

 

こちらは唯一「お…!いい物あるかも…!」と期待出来そうな雰囲気を醸し出していたお店。

 

 

 

こちらのお店も良い雰囲気でしたが、大物が多くて観光客が気軽に買って帰れる感じの物が少ない印象。。。

 

 

そして、「期待できそう…!」と思ったお店の中に入ってみました。

 

 

 

そしてこちらのグリーンの木箱に一目惚れして、10€でお買い上げアップ

多分そんなに古い物ではないとは思いますが、単純にデザインが好みだったので。

 

 

フィレンツェはこのような木製の工芸品が有名らしく、こんな感じの専門店もチラホラと目にしました。

↑「Art Of Florence」というこちらのお店でも、美しいフォトスタンドを購入しました。

お値段は意外と思ったよりは高くなく、小ぶりの物なら10€前後でも選択肢はある感じでした。

 

 

今回の旅で購入した2種類の木箱。

元々「箱コレクター」な私。

とりあえず、可愛い箱を見つけたら反射的に「欲しい!」と思ってしまいます。(笑)

 

 

蚤の市の様子がよくわかる動画

 

 

 

 

 

クリスマスシーズンということで、こんな美しい模様のオーナメントも購入。

いずれの柄もフィレンツェを象徴する定番柄らしく、紙製品などでもこのような柄を多く目にしました。

 

 

 

シニョーリア広場のところにある老舗薬局。こちらもYouTubeで紹介されていたので行ってみました。

(なぜかその動画が今探しても見つからないのですが…あせる

サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局よりは気軽に手が出せるお値段の物が多かったです。

 

 

 

そして、プロポリスのリップとバラの香りのハンドクリームを購入しました。

 

 

 

 

フィレンツェの有名な紅茶屋さん「LA VIA DEL TE」

 

 

 

 

こちらの紅茶、日本にも出荷されているのか、パッケージの原材料のところに日本語表記もあったので、とても吟味しやすかったです。

 

 

 

ティーバッグのものなら一箱10€程度、袋入りタイプの紅茶なら5€前後で買えるので、お土産にも最適音譜

ティーバッグタイプの方は、フィルター部分が不織布ではなくコットンになっており高級感がある上、個別包装になっているので特にオススメです!

 

 

 

 

元祖ビスコッティのお店「Antonio Mattei」

 

 

 

こちらの青いパッケージのものがオリジナルの味。以前のブログでも紹介した可愛いお菓子屋さん「Migone Confetti」のビスコッティと食べ比べをしてみました。

元祖の方は、タマゴボーロを思い出させるような本当に素朴な味。「確かに元祖っぽい!」と思いました。(笑)

でも個人的には「Migone Confetti」のビスコッティの味や食感の方が好みでした。(本当~に微々たる違いですが…)

 

 

 

そして、イタリアの定番のお菓子であるらしい「バッチチョコ」。”BACI”は”キス”という意味だそうです。

なんと、右側のカラフルなパッケージの方は「ドルチェ&ガッバーナ」とのコラボ商品!(笑)

思わず買ってしまいました。

 

後日、ハンブルクのイタリア食材店でもドルチェ&ガッバーナがパッケージデザインを手がけたパスタを見つけました。

結構いろんな商品とそういったコラボ企画をされてるということなのかな。

 

 

 

そして、食べ物系のお土産探しで外せないのが「中央市場」。

 

 

 

地上階はこんな感じでいろんな食材のお店が並んでいます。

2階は前回の記事にも書きましたが、フードコートになっています。

 

 

中でも「Cristina Manetti」というお店には若い日本人女性スタッフがいて、試食もさせてもらいつつ詳しい説明を聞きながらお買い物できるので、非常にオススメです。(途中まで、お互いがお互いを中国人かな…?と思い込んで、英語で会話してました/笑)

 

こちらのお店で、15年間熟成させたバルサミコ酢(そのまま美味しいドレッシングとして使えそうな、ビックリするほどのまろやかさ!)やトスカーナ産のオリーブオイル、そして感動したモッチモチパスタと同じタイプの麺を購入しました。

 

 

 

 

 

そして最後に、高級歯磨き粉として日本でも知名度のある「MARVIS(マーヴィス)」

これってフィレンツェ発祥のものだったんですね!

 

ドイツでもTK MAXなどで見かけたことがあったし、買おうと思えば買えるのでしょうけど、どうせなら発祥の地で買いたい!ということで、帰国のお土産分も含めて数種類のフレーバーを買ってみました。

 

だいたいどこの薬局でも扱っていますが、大きい方のサイズのお値段はお店によって9€だったり10€だったり、多少ばらつきがありました。(でも後で調べたら、やっぱりドイツの通販サイトで買った方がもっと安く手に入るようでした^ ^;;)

 

お勧めはトラムの終点「Unita」を降りてすぐの場所にある薬局。

こちらはフレーバーの選択肢がかなり多かった上に、よく心得たもので「バラ撒き用にどうぞ」と言わんばかりに小さいサイズのマーヴィスが3.50€で大量にワゴン売りされておりました。

 

ミニサイズで数種類のフレーバーがセットになったものなんかもありました。

「世界一マズイお菓子」と言われている”ラクリス”のフレーバーなんかもあって「えっ…」と思いましたが、案外歯磨き粉のフレーバーとしてはアリなのかもしれませんね。(買わなかったけど…^ ^;;)

 

 

 

 

そして、素晴らしかったフィレンツェの余韻に浸りながら、次なる目的地ヴェネチアへと向かいました。

 

「ヴェネチア観光編」につづく

 

 

 

今回は「食事編」です。

 

訪れた時期が完全にクリスマス期間だったので、とくに24日のクリスマスイブと25日のクリスマスの日は「絶対に夕食難民になりたくない!」という一心で(笑)早い段階からディナーの予約は済ませておきました。(最近はグーグルマップ経由で簡単に予約できるお店が増えて、とてもありがたいです)

 

クリスマス期間に限らず、イタリアの有名な観光地では人気店は予約を入れておかないと入れない可能性が高いという情報を得ていたので、結局今回の旅はディナーだけは全て前日までに予約を入れて臨みました。

お店を探すのが面倒ではありましたが、場所が決まっている安心感&時間が決まっていることで行動スケジュールが立てやすい、というメリットを得ることができ、結果的には旅全体の満足度が上がったように思います。

 

 

そんなわけで、フィレンツェ初日に訪れたのは「La Tana」という、日本人夫婦が営む小さなレストラン。

台湾風ラーメン

 

 

 

土手煮&茄子の煮びたし

 

 

 

 

抹茶のういろうパフェ。

画像は載せていませんが、隠し味に味噌が入ったチーズケーキも絶品でしたラブラブ

 

…と、クリスマスイブにフィレンツェで名古屋飯というナゾの状況。(笑)

 

そう。こちらのお店、ご主人が愛知県出身ということで、画像にはありませんが味噌カツや手羽先といった名古屋飯&定番和食を味わえるレストランなのです。

 

予約もHP経由で日本語メールで気軽に出来ましたし、慣れない土地に来た緊張感と長らく愛知に帰れていない寂しさを少し和らげてもらうことが出来ました。

 

ちなみにお店の存在はこちらの動画で知りました。

 

 

 

 

 

 

クリスマスの日は、中央市場近くのフィレンツェらしい料理が食べられそうだと期待して選んだレストラン。

いろんな方法で調理されたタコ料理を楽しめるプレート

 

 

 

イカ墨のリゾット

 

 

 

フィレンツェ発祥のTボーンステーキ「ビステッカ」

骨の重量込みではありますが約1kgあるので、凄いボリューム!シェア前提で注文するのがお勧めです。

お肉がとても柔らかくて美味しかったです♪

ただ、これを食べるなら他のメニューをあれこれ頼みすぎなければ良かった…とかなり後悔しました。。。あせる


 

 

 

翌日のディナーはホテルに入っているレストラン。

トスカーナ地方の郷土料理「リボリータ」

パンや野菜が煮込まれた伝統的な家庭料理だそうで。(こちらのレストランのものは、かなり高級感のある仕上がりとなっていますが…)

一応スープということらしいのですが、煮込まれ過ぎて汁気がかなり減っており、どちらかと言うとリゾットに近い食感でした。

この日私がオーダーしたのはこのメニューのみ。

疲れた胃腸に優しい一品でした音譜照れ

 

 

 

夫がチョイスしたアクアパッツァは、魚がロールキャベツのように巻かれているという斬新な見た目!

 

 

 

 

進化したティラミス的なデザート。美味でした音譜

 

 

 

フィレンツェ最後の夜は、私がよくチェックしているYouTubeチャンネルで紹介されていたお店で、紹介されていたものをほぼそのままオーダーしてみました。(笑)

ちなみにこちらの動画、フィレンツェ旅行を検討されている方にはとても参考になると思います♪

 

 

 

店内には著名人と思われる方々の写真がズラリ。

開店時間に予約したので、この時はまだガラガラでしたが、あっという間に席が埋まっていきました。

 

 

 

 

黒キャベツ(トスカーナ地方の特産品だそうです)とサルシッチャ(ソーセージ)のブルスケッタ

 

 

 

アラビアータ

 

 

 

ラザニア

 

他にもいくつか注文しましたが、どれも外れナシの美味しさでしたグッド!

 

 

ピアニストで指揮者でもあるバレンボイムの写真が…!!彼もここに訪れていたんですね…!!

 

 

 

ディナーはこのようにわりとしっかり目な内容だったのですが、ランチは軽めにパスタ単品とかテイクアウトのもので軽く済ませる感じでした。

 

パスタはどこで食べてもだいたい美味しい♪

パスタの美味しさって、結局麺の食感がほぼ全てと言っても過言ではないのだ、ということを実感しました。

とりわけ、今まで日本含めどこの国でも食べたことがなかったようなモッチモチ食感のパスタが本当に絶品で、深く印象に残りました。

 

フィレンツェ&ヴェネチアでいろんなお店のパスタを食べ比べしてみましたが、結局フィレンツェ到着後いちばん最初に、下調べもせずフラッと入った共和国広場にあったガラス張りのレストランで娘が食べていたトマトパスタの食感が、いちばん衝撃度が高かったかも。

 

 

 

イタリアと言えば魚介も美味しいのだろうというイメージだったので、魚介系をチョイスした日もありました。

マグロとブラータチーズとピスタチオの取り合わせが相性バッチリでした!爆  笑

 

 

 

 

中央市場1階にある”ランプレドット”と呼ばれる牛モツサンドが大人気のお店

我が家が注文した時は数名並んでいただけだったのですが、その直後に長蛇の行列が出来上がり、あと数分遅かったら危ないところでしたあせる

 

 

店頭には、コロナ前はきっと日本人観光客で賑わっていたんだろうなと思わされるこんな張り紙も。

 

 

 

家族全員胃がお疲れ気味だったので、この日のお昼はこちらのランプレドット1個(4€)を3人で分け合うことに。

牛モツのクサみもほとんど無く、とってもトロトロ柔らか食感&いい感じの塩味で、定期的に食べたくなる感じの美味しさでした♪

 

 

 

同じく中央市場の2階はフードコートになっており、

 

 

こちらの、目玉焼きにトリュフが乗ったものを1つだけ買ってこれまた3人でシェア。

美味しかったけど、1個で5€は高過ぎ。。。あせる

 

 

 

 

イタリアと言えばジェラート!ということで、より美味しそうなジェラートを食べたい!と調べて見つけたのがこちら。

市街地方面からカッライア橋を渡って少し歩いたところにある「Sbrino Gelatificio Contadino」

写真は撮れませんでしたが、店舗内のジェラートが入っている容器に蓋が付いているタイプのお店です。

容器に蓋が付いているのは味を損ねないためなんだそうですが、フィレンツェ内のジェラート屋さんの中でも蓋付き容器で販売されているお店はごく限られているようです。

 

娘が持っているのはザクロ味のジェラート。私はピスタチオ味を選びましたが美味しかったです音譜

 

本当はYouTubeで紹介されていたこちらのジェラテリアが本命だったのですが、残念ながら休業日でした。。。

ちなみに、この方のフィレンツェ観光ガイド動画もとても参考になりお勧めです。

 

 

 

「世界一美味しいティラミスのお店」と呼ばれている「POMPI(ポンピ)」

チェーン店らしく、フィレンツェ内に2店舗、本店があると思しきローマにはもっとあるようです。

 

 

 

オリジナルの味以外にピスタチオ味やストロベリー味なんかもありましたが、ここはやはりオリジナルの「クラシック」をチョイス。

「世界一」なんて、随分ハードルを上げて来るなぁと思っていましたが、う~~ん…めちゃくちゃ万人受けするとても食べやすい味ではあったものの、世界一ではないかな~…という印象。(^ ^;;

ただ、コーヒーの苦みや洋酒の香りが苦手という方や子供には良いのかも。(つまり、その辺の風味が希薄で個人的には物足りなかった…あせる

 

娘は自分で選んだストロベリーのティラミスを食べて「世界一美味しい!!!」と大絶賛しておりました。

 

 

 

シニョーリア広場にある老舗カフェ「Rivoire(リヴォワール)」

 

 

 

ここのホットチョコレートが美味しいと聞いたので、買ってみました。

いわゆるココア的な感じではなく、本当にドロッドロに溶けたチョコレート!!(笑)

でも結構ビターな味わいだったので、意外と飲めました。むしろなんだか体に良さそうな気さえしました。(笑)

 

 

…と、すっかり長くなりましたがあせる「買い物編」に続きます。

 

ショーウィンドウのディスプレイの美しさがとても目を惹いたフィレンツェ。

今回はその様子をご紹介していきます。

 

 

宿泊したホテルのすぐ向かいにあった「リチャード・ジノリ」本店

ドイツに来てからアンティーク・ヴィンテージのお皿にハマり出した私ですが、「ジノリ」については名前は聞いたことあるけど…程度で全く知識が無く、フラッと入ってみたこのお店が本店であったことも、フィレンツェ発祥の歴史ある陶磁器メーカーであることも後になって知りましたあせる

 

食器のデザインはシリーズ毎にいろんな方向性のものがあり、中には私好みのちょっとポップな路線の可愛い物もあって「欲しい!!ラブ」と思ったのですが、値段の表示が無く、お店の方にも気軽には訊きにくい雰囲気で「まぁ、あとでネットで調べて買えそうなら買おうかな」なんて思っていたのですが、公式オンラインショップで値段を確認して愕然。。。

 

欲しいと思ったお洒落な蓋付きマグカップ→230€

欲しいと思ったネコの小物入れ→295€

 

ぜ、、、全然手が出せない。。。笑い泣き

セットじゃないですよ?単品でこの価格。。。

ジノリって、そういう感じのブランドだったのね。。。

 

生きてる間に何か一つでも買えるタイミングあればいいな…というのを、残りの人生のささやかな目標にしたいと思います笑い泣き

 

 

 

 

何やら素敵なガラス製品のお店

 

 

 

共和国広場のところにあるデパート「Rinascente Firenze」のショーウィンドウ

 

これらのおもちゃはデパート内で半額セールされてました。(半額でも高かった。。。)

 

 

 

歴史あるお菓子屋さん「Migone Confetti」

ドゥオーモやジョットの鐘楼の箱が超可愛くて「欲しい!!」と思いましたが、想定よりお値段がお高くて…(30€前後)あせる写真に収めて満足することにしました笑い泣き

 

でも、普通のお値段で買えたドラジェやビスコッティはいくつか購入しました音譜

 

 

 

 

イタリア・トリノ発の老舗高級チョコレート&ジェラート店「Venchi(ヴェンキ)」

日本大好き!と言ってくれたお店のお兄さんが、「コロナで日本人が来なくなって寂しい」と言っていました。(試食も沢山させて頂きました)

店頭でVenchiのチョコを使用したクレープを焼いていて、それが大人気で行列が出来ていました。

 

 

 

中央市場で山積みにされたポルチーニ茸の後ろに「きのこの山」の文字が。。。(笑)

 

 

 

 

フェラーリグッズのお店もフィレンツェ&ヴェネチア共に数店舗目にしました。

 

 

 

アンティークショップも雰囲気たっぷり。

 

 

 

そしてフィレンツェと言えばどうやら紙製品が有名らしく、美し過ぎる紙製品&文房具のお店がいくつもありました。

 

 

好みの世界観過ぎて、執拗にいろんなアングルから撮ってしまいました。。。

 

結局フィレンツェでは目移りし過ぎて何も購入出来ず終わったのですが、その後悔がヴェネチアで爆発。。。(笑)

その様子はまたヴェネチアのお買い物編で綴りたいと思います。

 

 

 

 

ヴェッキオ橋の上に軒を連ねる宝飾店

 

 

 

 

そういえば、ディズニー映画でお馴染みの「ピノキオ」も元はイタリアの児童文学作品だったんですね。

ということで、ピノキオグッズ専門店なんかもありました。

普通のお土産屋さんにもピノキオグッズは沢山売られていました。

 

 

 

最後に、「イタリアならではだなぁ~」と感じたのがこちら。

美術品を修復する工房。

 

昔、TVのドキュメンタリーか何かで、こういった場所で仕事する職人さんの様子を見たような記憶がありますが、ホントに街の中で普通にこういう工房があるんだな~と、文化の違いを目の当たりにした感じがしました。

 

 

「食事編」につづく

 

遅れ馳せながら、あけましておめでとうございます。

 

今年3月に本帰国を控えている私と娘。(夫は秋ごろの帰国となる予定)

冬休みは大きな旅行に行けるラストチャンスということで、イタリアのフィレンツェ&ヴェネチアに行ってきました。

 

フィレンツェに4泊、ヴェネチアに3泊で大晦日にハンブルクに戻るという旅程。

あれよあれよとコロナ状況が悪化していく中、行けるのか…?!行っていいのか…?!とハラハラしながら準備する日々でしたが、なんとかリスク地域指定される前のタイミングで行くことが出来ましたあせる

 

 

さすが観光大国イタリアということで、あまりにも情報量が多くなり過ぎてしまうため、今回は

「クリスマスの街並み編」「ショーウィンドウ編」「食事編」「お買い物編」

…といったカテゴリーに分けて画像中心にお届けしようかと思います。

 

併せて、今後クリスマスシーズンにフィレンツェ&ヴェネチア旅行を検討される方に少しでも参考になるような情報も織り交ぜつつ綴っていく予定です。

 

というわけで、今回は「クリスマスシーズンのフィレンツェの街並み編」。

 

 

フィレンツェの街の中心部にある「サンタ・マリア・デオ・フィオーレ大聖堂」(通称「ドゥオーモ」)

 

 

4日間観光してみてのアドバイスですが、宿泊ホテルはこのドゥオーモの近くで探されることをお勧めします。

そんなに大きな街ではないフィレンツェの移動手段は「徒歩」がメインとなるのですが、拠点を街の中心にしておくとやはりどこに行くにも行きやすかったです。

 

飛行機で「ペレトラ空港」に到着後も、空港出口すぐの場所から乗れるトラムで終点の「Unita」まで行けばドゥオーモはすぐ近くです。(20分ちょいで行けます)

 

 

 

大聖堂を構成する建造物の一つである「ジョットの鐘楼」

内部には400段以上の階段があり(事前予約とワクチンパス必須)、登り切ると…

 

 

 

世間がイメージしているであろう「これぞフィレンツェ!!!」という絶景を拝むことが出来ます。

フィレンツェの象徴でもあり、この画像にも大きく写っている大聖堂の頂上にも登ることが可能なのですが(事前予約推奨)、ジョットの鐘楼と同じく400段以上の階段を登る必要がある上に、大聖堂本体からだと上記のような大聖堂がドーンと写った写真が撮影できなくなってしまうので、迷った末我が家は「ジョットの鐘楼」を選びました。(両方登るのは日程的にも体力的にも厳しいと判断あせる

 

ちなみに大聖堂の教会部分は予約不要&無料で通常は観られるらしいのですが、我が家が滞在していた期間は一般観光客の入場が禁じられており(クリスマスミサに参加する地元民のみ入場可だったようです)、外観しか拝むことが出来なかったのが心残りでした汗

 

 

 

有名な「ヴェッキオ橋」

 

 

クリスマスシーズンはこんなプロジェクションマッピングが観られます。

プッチーニのオペラ「ジャンニ・スキッキ」の有名なアリア「私のお父さん」の歌詞にも出てくる「ヴェッキオ橋」&「アルノ川」。

「愛する彼との結婚を認めてもらえないなら、私はヴェッキオ橋に行ってアルノ川に身を投げて死んでしまいたい…!」

というような内容を切々と歌い上げる名曲でございます。

 

 

私も大学時代に声楽の授業で歌いましたが、その歌の舞台となった現場をこの目で見られる日が来るなんて……!笑い泣きと、とても感慨深かったです。

 

 

 

ヴェッキオ橋の上には貴金属店が軒を連ねており、実際に歩いてみるとあんまり橋を渡っている感はありません。

 

 

 

ヴェッキオ橋近くのシニョーリア広場に建っている「ヴェッキオ宮殿」

 

 

 

 

(リクエストを頂いたので、他よりちょっと枚数多めに載せておきます)

 

宮殿内部にストリートピアノ的にグランドピアノが1台置かれていたので(演奏は一人MAX10分までにしてねとの注意書きアリ)、娘は「喜びの歌」と「春の小川」を弾いていました。私も記念にちょっとだけ弾いてみましたが、中途半端な演奏に終わりましたあせる(笑)

 

 

 

 

ヴェッキオ宮殿すぐ隣の「ウフィッツィ美術館」。イタリア国内最大規模の美術館で、誰もが知る名画が多数展示されています。

美術館嫌いの娘をたしなめながら、なんとか中に入ることが出来ました。(事前のオンライン予約を強く推奨します)

 

 

 

いちばん観たかったレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」

 

 

 

ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」も観られて満足音譜

 

 

 

カラヴァッジョの「メデューサ」

カラヴァッジョ(殺人歴もある破天荒な画家だった模様…)の作品は衝撃度高めなモチーフのモノが多かった。。。

 

 

 

 

「レプッブリカ広場(共和国広場)」にはメリーゴーランド(多分常設のもの)があったり、

 

デパートの壁面のイルミネーションがとても美しく、クリスマスムード満点でしたクリスマスツリー

 

 

 

中央市場のイルミネーションもすごくアートな感じで美しかったクリスマスベル

 

 

 

フィレンツェは革製品の街ということで、とにかくそこかしこに鞄を主とした革製品のお店が乱立していました。

 

こういった革製品市場を通ると、革の匂いがスゴかった!

 

 

 

市街地からは少し外れた場所にある(とは言え徒歩移動可能)「バッソ要塞」では、クリスマス期間限定の観覧車が。

娘のお楽しみとして、これだけを目当てに頑張って歩きました。

 

 

観覧車だけでなく、スケートリンクもありました。

 

 

観覧車からの眺めはとても素晴らしかったですが、料金が3人で28€と超高額でした。。。笑い泣き

 

 

 

絶景ポイントとして一番のお勧めは、高台にある「ミケランジェロ広場」。

休業となるお店が多いクリスマスの日のアクティビティとして最適でした。

 

ここからだと、ドゥオーモ周辺もヴェッキオ橋周辺もフィレンツェの見所が全ていい感じに見渡せます。

願わくば、もうちょっとお天気に恵まれていたら良かったのですけど。。。雨

(4日間の内、3日間雨でした…笑い泣き

 

 

 

以下、フィレンツェのクリスマスらしい街並みの様子を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イエス・キリスト降誕場面を描いた「クリッペ」(イタリア語では「プレゼピオ」と言うらしいですが)

 

 

世相を反映したこんなバージョンも発見。(笑)

 

 

 

 

街中でドイツで言う「EDEKA」や「REWE」的なスーパーがなかなか見つけられないフィレンツェあせる

飲み水はカフェやキオスク的な売店等で1.50€程度で売られているのですが、99セントショップなら99セントで買えるので、カフェで買うよりは若干お得かもしれません。

ただ、99セントショップもちょっと中心から外れた場所でしか見つけられませんでしたが…。

ホテルの部屋にティッシュが無かったので、私はここでティッシュも1箱買いました。

 

 

 

旅先で記念メダル機(1ユーロ投入すると、同時に投入した5セント硬貨で記念メダルが作れる)のメダルを収集するのを旅のモチベーションとしている我が家の娘。

フィレンツェには無いな~…と思っていたのですが、唯一「ハードロックカフェ」のショップ内で見つけることが出来ました。(画像左下)

同じくヴェネチアでもハードロックカフェのショップ内にありました。

ただ、いずれのハードロックカフェでも値段は2€で、レジでトークンに交換してもらう必要がありました。

 

 

 

最後にフィレンツェの年末の気候について。

年によって違いはあるとは思いますが、予想よりだいぶ暖かく(最高気温の平均は12度ぐらいでした)、例年より寒さが厳しかったハンブルクの気候に慣らされていたこともあり、かなり過ごしやすかったです。

ガチガチの防寒装備でなくても大丈夫な感じでした。

 

「ショーウィンドウ編」につづく

 

数あるミュージカル作品の中でも私の中のツートップは「RENT」と「Wicked」なのですが、コロナのせいでずっと公演が延期されていたドイツ語版「Wicked」がついに今年9月から上演が始まりました。

 

 

観に行ったのは先月なので、回想日記となってしまうのですが。。。あせる

 

 

場所はSバーンの駅”Holsten Strasse”を降りてすぐの「Neue Flora」という劇場。

 

 

 

ホワイエの様子

 

 

 

まずホールに入って驚いたのが舞台セットのデザイン!

「思ってたんと違う…!」

 

これは…「オズの魔法使い」でも描かれる竜巻の場面…?!

よく見ると、端っこの方に自転車や電気スタンドなんかが飛ばされている様子もうかがえます。

 

 

 

「Wicked」と言えば、お馴染みなのはこちらの舞台セットなのですが…。

(こちらはロンドン公演を観た時のもの)

 

 

 

そうなのです。

今回のハンブルク公演、全く予備知識なしで行ってしまったのですが、どうやら演出や衣装をリニューアルした新演出バージョンでの公演だったようです。

 

 

全体的に、より現代に近い舞台デザイン・衣装デザインになっており、スマホ的なアイテムでネットニュースをチェックしたり、演説するグリンダを群衆がスマホ撮影しているような描写があったりしました。

 

また、エルファバが「悪い魔女」認定されてしまい、追放デモが行われた場面では、ドイツで頻繁に行われている”気候変動デモ”を想起させる演出となっていました。(プラカードに「KLIMA(気候・環境等の意)」の文字が書かれていたり)

 

その他、オリジナルバージョンと違っていた点は、

・「Difying Gravity」のいちばん盛り上がる場面。エルファバが宙に浮いて魔女の衣装の裾が大きく広がる演出ではなく、通常の魔女衣装のまま宙に浮いて歌唱→最後に2階席上部まで飛んで行って暗転(娘は大興奮!(笑) 確かにこれはこれで凄かったのですが、個人的にはやっぱりオリジナルの演出の方が見栄えがする気がしました)

 

・オリジナルでは影絵のようにスクリーン越しで影のみの出演だった「オズの魔法使い」の主人公ドロシー。新演出では生身のキャストが顔出しで登場し、普通にドロシーとしての演技をしておりました

 

・マンチキン国出身の小人”ボック”の名前が何故か”モック”になっていた

・・・等々。

 

 

そして、かなり驚いたのが音楽面。

ホールにはオーケストラピットが無く、「あ、生演奏じゃないんだ…」と結構テンションダウンしていたのですが、スピーカーを通して出てくる演奏の音が最初こそ音源を流しているように聴こえたものの、「いや…?どうも生々しさを感じるぞ…?」と気になりだし。。。

 

1人悶々と音を気にしていると、娘が小さい声で

「後ろに指揮者がいる!」

と。

 

 

「えっ…?!」と後ろを振り返ってみると、確かに指揮者いたーーー!!ポーン

 

 

こちら終演後の画像ですが、左右にディスプレイが設置されているのがわかりますでしょうか?

公演中はこの画面にずっと指揮者が映っており、ステージ上のキャストも曲によってはどうやらこの指揮を見ながら歌のタイミングを合わせている場面があったっぽいです。

(演奏が無い場面では、椅子に座って待機している指揮者の様子がそのまま映っていました。笑)

 

結論を言うと、今回の公演は「リモート演奏」だったようです。

近年の”NHK紅白歌合戦スタイル”と言いますか、指揮者含む演奏者たちは別室で生演奏していた、というカラクリでした。

カーテンコールの時に、ステージ上のスクリーンに各演奏者達が観客に手を振る姿が分割画面で映し出されておりました。(指揮者の方はステージ上に登場し、キャストと共にカーテンコールに応えていました)

 

終演後、キャストの名前等が確認できるモニター画面を確認してみたところ、演奏者リストも表示されており、どうやら8人編成で演奏していたっぽいです。

オーケストラというより管楽器数名を含むバンド編成といった感じですね。

だからエレキギターがかなり前面に出たロック色強めなアレンジだったんだなぁ、と納得。

それにしても8人編成にしてはサウンドも分厚く、めちゃくちゃハイクオリティな演奏でした!

しかしそうなってくると、シンセの人…相当な仕事量だったはず。。。(笑)

 

 

 

そして今回のハンブルク公演、最大の驚き。。。

 

それは「チャラめのスカしたイケメン(次第にエルファバと真の愛に目覚める…)」という設定で、通常ならば正統派イケメンがキャスティングされる役柄である”フィエロ”。

 

 

ハンブルク公演のフィエロはこちらです!(見て頂いた方が早いので、よろしければぜひご覧下さい)

 

こちらの予告動画ではチラっとしか映っていませんが…

 

 

よりハッキリわかるのがこちら。

 

溢れ出る”輩感”&オラオラ感”…!(笑)

 

最初ステージに現れた時、

「フィエロ…?!あれがフィエロなの…?!?!」

と、思わず2度見、3度見してしまいましたあせる

 

作品の本来の雰囲気からすると、異分子感が半端ない。(笑)

そして、このテのタイプの男性(主に中東系)、ハンブルクの街でめっちゃ見掛ける…!!(笑)

既視感に観劇中も心の中で笑いが止まらない。。。(笑)

 

このキャスティングがもう個人的にはツボ過ぎて(公演後、夫も同じ思いだったことがわかり、この件で大いに盛り上がりました/笑)、ある意味このキャスティングに最もドイツらしさを感じ、新演出の「核」となっていたのが、正に彼をキャスティングしたことなのではないか?と思えるほど、フィエロが彼だったことで現代風の新演出にしたことが大いに活きていた気がしました。

(エルファバとグリンダはWキャストですが、フィエロ役は彼一人だけのようです)

 

ちなみに後から調べたら、フィエロ役の方はオランダ出身の俳優さんだとわかりました。

他の主要キャストもオランダ出身率が高めでした。

 

 

初めて観る「Wicked」がこの新演出版だと、もしかしたらちょっと微妙…というか、いろいろ誤解されてしまいかねない点があるのではないか…?という懸念もあるのですが、オリジナルの演出を知った上で観る分には、お得感&満足感満載の内容で、観に行けて本当に良かったなぁ~と思いました爆  笑

 

 

 

公演終了後はすっかり暗くなっており、劇場もより雰囲気ある感じに。

 

 

なんとか本帰国までに、港にある劇場で上演中の「アナと雪の女王」と「ライオンキング」も観に行きたいなと思います音譜