今回は「食事編」です。
訪れた時期が完全にクリスマス期間だったので、とくに24日のクリスマスイブと25日のクリスマスの日は「絶対に夕食難民になりたくない!」という一心で(笑)早い段階からディナーの予約は済ませておきました。(最近はグーグルマップ経由で簡単に予約できるお店が増えて、とてもありがたいです)
クリスマス期間に限らず、イタリアの有名な観光地では人気店は予約を入れておかないと入れない可能性が高いという情報を得ていたので、結局今回の旅はディナーだけは全て前日までに予約を入れて臨みました。
お店を探すのが面倒ではありましたが、場所が決まっている安心感&時間が決まっていることで行動スケジュールが立てやすい、というメリットを得ることができ、結果的には旅全体の満足度が上がったように思います。
そんなわけで、フィレンツェ初日に訪れたのは「La Tana」という、日本人夫婦が営む小さなレストラン。
台湾風ラーメン
土手煮&茄子の煮びたし
抹茶のういろうパフェ。
画像は載せていませんが、隠し味に味噌が入ったチーズケーキも絶品でした![]()
…と、クリスマスイブにフィレンツェで名古屋飯というナゾの状況。(笑)
そう。こちらのお店、ご主人が愛知県出身ということで、画像にはありませんが味噌カツや手羽先といった名古屋飯&定番和食を味わえるレストランなのです。
予約もHP経由で日本語メールで気軽に出来ましたし、慣れない土地に来た緊張感と長らく愛知に帰れていない寂しさを少し和らげてもらうことが出来ました。
ちなみにお店の存在はこちらの動画で知りました。
クリスマスの日は、中央市場近くのフィレンツェらしい料理が食べられそうだと期待して選んだレストラン。
いろんな方法で調理されたタコ料理を楽しめるプレート
イカ墨のリゾット
フィレンツェ発祥のTボーンステーキ「ビステッカ」
骨の重量込みではありますが約1kgあるので、凄いボリューム!シェア前提で注文するのがお勧めです。
お肉がとても柔らかくて美味しかったです♪
ただ、これを食べるなら他のメニューをあれこれ頼みすぎなければ良かった…とかなり後悔しました。。。![]()
翌日のディナーはホテルに入っているレストラン。
トスカーナ地方の郷土料理「リボリータ」
パンや野菜が煮込まれた伝統的な家庭料理だそうで。(こちらのレストランのものは、かなり高級感のある仕上がりとなっていますが…)
一応スープということらしいのですが、煮込まれ過ぎて汁気がかなり減っており、どちらかと言うとリゾットに近い食感でした。
この日私がオーダーしたのはこのメニューのみ。
疲れた胃腸に優しい一品でした![]()
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夫がチョイスしたアクアパッツァは、魚がロールキャベツのように巻かれているという斬新な見た目!
進化したティラミス的なデザート。美味でした![]()
フィレンツェ最後の夜は、私がよくチェックしているYouTubeチャンネルで紹介されていたお店で、紹介されていたものをほぼそのままオーダーしてみました。(笑)
ちなみにこちらの動画、フィレンツェ旅行を検討されている方にはとても参考になると思います♪
店内には著名人と思われる方々の写真がズラリ。
開店時間に予約したので、この時はまだガラガラでしたが、あっという間に席が埋まっていきました。
黒キャベツ(トスカーナ地方の特産品だそうです)とサルシッチャ(ソーセージ)のブルスケッタ
アラビアータ
ラザニア
他にもいくつか注文しましたが、どれも外れナシの美味しさでした![]()
ピアニストで指揮者でもあるバレンボイムの写真が…!!彼もここに訪れていたんですね…!!
ディナーはこのようにわりとしっかり目な内容だったのですが、ランチは軽めにパスタ単品とかテイクアウトのもので軽く済ませる感じでした。
パスタはどこで食べてもだいたい美味しい♪
パスタの美味しさって、結局麺の食感がほぼ全てと言っても過言ではないのだ、ということを実感しました。
とりわけ、今まで日本含めどこの国でも食べたことがなかったようなモッチモチ食感のパスタが本当に絶品で、深く印象に残りました。
フィレンツェ&ヴェネチアでいろんなお店のパスタを食べ比べしてみましたが、結局フィレンツェ到着後いちばん最初に、下調べもせずフラッと入った共和国広場にあったガラス張りのレストランで娘が食べていたトマトパスタの食感が、いちばん衝撃度が高かったかも。
イタリアと言えば魚介も美味しいのだろうというイメージだったので、魚介系をチョイスした日もありました。
マグロとブラータチーズとピスタチオの取り合わせが相性バッチリでした!![]()
中央市場1階にある”ランプレドット”と呼ばれる牛モツサンドが大人気のお店
我が家が注文した時は数名並んでいただけだったのですが、その直後に長蛇の行列が出来上がり、あと数分遅かったら危ないところでした![]()
店頭には、コロナ前はきっと日本人観光客で賑わっていたんだろうなと思わされるこんな張り紙も。
家族全員胃がお疲れ気味だったので、この日のお昼はこちらのランプレドット1個(4€)を3人で分け合うことに。
牛モツのクサみもほとんど無く、とってもトロトロ柔らか食感&いい感じの塩味で、定期的に食べたくなる感じの美味しさでした♪
同じく中央市場の2階はフードコートになっており、
こちらの、目玉焼きにトリュフが乗ったものを1つだけ買ってこれまた3人でシェア。
美味しかったけど、1個で5€は高過ぎ。。。![]()
イタリアと言えばジェラート!ということで、より美味しそうなジェラートを食べたい!と調べて見つけたのがこちら。
市街地方面からカッライア橋を渡って少し歩いたところにある「Sbrino Gelatificio Contadino」
写真は撮れませんでしたが、店舗内のジェラートが入っている容器に蓋が付いているタイプのお店です。
容器に蓋が付いているのは味を損ねないためなんだそうですが、フィレンツェ内のジェラート屋さんの中でも蓋付き容器で販売されているお店はごく限られているようです。
娘が持っているのはザクロ味のジェラート。私はピスタチオ味を選びましたが美味しかったです![]()
本当はYouTubeで紹介されていたこちらのジェラテリアが本命だったのですが、残念ながら休業日でした。。。
ちなみに、この方のフィレンツェ観光ガイド動画もとても参考になりお勧めです。
「世界一美味しいティラミスのお店」と呼ばれている「POMPI(ポンピ)」
チェーン店らしく、フィレンツェ内に2店舗、本店があると思しきローマにはもっとあるようです。
オリジナルの味以外にピスタチオ味やストロベリー味なんかもありましたが、ここはやはりオリジナルの「クラシック」をチョイス。
「世界一」なんて、随分ハードルを上げて来るなぁと思っていましたが、う~~ん…めちゃくちゃ万人受けするとても食べやすい味ではあったものの、世界一ではないかな~…という印象。(^ ^;;
ただ、コーヒーの苦みや洋酒の香りが苦手という方や子供には良いのかも。(つまり、その辺の風味が希薄で個人的には物足りなかった…
)
娘は自分で選んだストロベリーのティラミスを食べて「世界一美味しい!!!」と大絶賛しておりました。
シニョーリア広場にある老舗カフェ「Rivoire(リヴォワール)」
ここのホットチョコレートが美味しいと聞いたので、買ってみました。
いわゆるココア的な感じではなく、本当にドロッドロに溶けたチョコレート!!(笑)
でも結構ビターな味わいだったので、意外と飲めました。むしろなんだか体に良さそうな気さえしました。(笑)
…と、すっかり長くなりましたが
「買い物編」に続きます。


























