先週のある日の朝、娘を学校まで送って帰宅し、いろいろ雑事を済ませて「さて!やりたいことやるぞー♪」というモードに入ったその時に、夫から電話が掛かってきました。

 

何かと思いながら出てみると、たった今学校のスクールナースから電話があり、娘の片目が充血して赤くなっているから病院で診てもらった方がいい。すぐに迎えにきてくれ、とのこと…。

 

えーーーーーーーー?!?!叫びついさっき帰って来たばっかりなのに?!?!また電車に乗って行くの?!?!叫び叫び

…と、初めての学校からのお迎え要請にショック&脱力。。。

 

いや、娘の片目が朝起きた時から充血してたのは気づいてましたよ。

でもそこまで酷い感じではなかったので、とりあえず日本から持ってきた市販の目薬を差して学校に送り出したわけです。

あんなんでもアウトなのか~~~~……ガーン

 

とは言え、呼ばれてしまったものは仕方ないので、とりあえずお迎えに行ってきました。

娘はナースルーム(保健室)で私の到着を待っていました。

 

スクールナースには、少し様子を見て必要そうなら病院に連れて行く旨を伝え、学校を後にしました。

 

娘の話によると、体育の授業の時に先生が娘の目の異常に気づいてナースルームに連れて行かれたらしいのですが、英語もまだよくわからない娘にしてみたら、授業中にいきなり自分だけ先生に手を引かれどこかに連れて行かれる状況となり、わけがわからず怖くて結構泣いてしまったそうです。(^ ^;;

 

早退した娘ですが、片目がうっすらピンクなだけでいたって元気。

…というわけで、真っ直ぐ家には帰らずにアルスター湖と市庁舎のクリスマスマーケットに向い、ひとしきり楽しんでから帰りました。

 

 

とは言え、早退させられたってことは娘の目が翌日になっても治ってなかったらまた学校を休まなきゃいけないってことだよね…?

と思い、ネットで子供の結膜炎についていろいろ調べたところ、ウィルス性のいわゆる「はやり目」だったりした場合、非常に感染力が強く、完治するまで2週間ほど出席停止になることもあるということを、無知な私はここで初めて知りましたあせる

日本の幼稚園に通っていた時も、そういった注意喚起がなされた経験がなかったし、私自身もそして娘もこれまで重度の結膜炎になったことはなかったこともあり、本当に無知でした。

 

なるほど、子供の目が赤いというのは、学校の先生からしたらかなり危機感が高まる案件なのですね。。。

 

それならば病院で早急にウィルス性のものなのかを診断してもらわねばなりません。

でも、眼科に行った方がいいんだろうけど、眼科がどこにあるのかも知りませんあせる

 

そんな時、ハンブルクに住む日本人にとってはとてもありがたいサービスがあります。

http://www.dj-aktiv.de/JP/

 

上記サイト管理者にフォームからコンタクトを取り会員登録をしておくと、医療通訳サービスが受けられる提携病院への予約代行と診察当日の通訳をして頂くことが出来ます。

 

駐在の方にとって恐らくいちばん心配なのは子供の病気かと思うのですが、小児科の場合は朝の7時半までに上記サイト管理者の方に電話連絡すれば、当日の受診予約を取って下さいます。(ただし曜日によっては通訳不在の日もあります)

ドイツでは基本的にホームドクターを決めてそこでの患者登録が必要な上、体調不良で診察予約をしても1ヶ月待ちだったり…ということがザラにあるらしいのですが、上記サービスに会員登録しておけばそれも不要で、幅広い科の病院と提携しているので何かと心強いです。

 

ちょうどこの日の前の週の土曜日に、こちらの小児科で日本人家族を対象としたインフルエンザ予防接種があり、家族全員で受けてきたところだったので、その際に通訳を担当して頂いた方に、今回の娘の目の件についてメールで相談してみたところすぐに返信を頂き、ひとまず小児科に行けば子供の体の不調全般について診てもらえるし、必要ならば眼科への紹介状も書いてもらえる、とのことだったので、早速翌日の小児科受診予約をお願いしました。

 

そんなわけで、翌日は学校をお休みして夫に車を出してもらい小児科へと向かいました。病院に着くと、娘の学校のお友達もいました。(笑)それぐらい日本人にとっては御用達の病院ということのようです。

 

で、診察の結果。

 

先述したインフルエンザ予防接種、娘は点鼻タイプのものを接種したのですが、それの副反応として娘は予防接種後鼻が詰まり気味でありました。

ドクターが言うには、予防接種の副反応として鼻が詰まったことでその影響が目の方にも及んだことによる軽い結膜炎であり、ウィルス性のものではないから明日から学校に行ってもOK!とのことでした!アップ

 

目の症状にはハーブが主成分の優しい効き目の目薬と、それでもし回復しなかった場合に備えての抗生剤入り目薬、点鼻薬、そしてついでに家族全員用にとビタミンDのサプリが処方されました。

冬季の日照時間が極端に短いドイツでは、カルシウム&リン不足と季節性鬱などを予防するためにビタミンDサプリを摂取するというのが一般的なようです。

そういえばアメリカにいた時も娘が赤ちゃんだった頃は毎日ビタミンDのドロップを飲ませてたな~。

過去ブログ「ベビーにもサプリメント」

 

とにかく本当に医療通訳の方がいて下さって助かりました~~~~笑い泣き

 

 

その後、娘の目は順調に回復し通常通り学校にも通えています。

今週は学校で「ジンジャーブレッドクッキー作り体験」とか、幼稚園クラスの子供達による「ウィンターコンサート」など、良い思い出になりそうなイベントが沢山あるので、なんとしても学校に行かせてあげたい!と思っていただけに、とても嬉しいです音譜

 

初めての早退や小児科受診でだいぶ動揺しましたが、また一つ経験値は上げることが出来たかなと思います。

あと、今回の診断結果を学校側に伝えるために英語でメールを書くのが、かなり大変でした。。。あせる

まぁ、遅刻・欠席等含め、諸連絡が基本的にメールでOKなのは非常にありがたいんですけどね。