イースター4連休の2日目は、シュヴェリーンより更に近い、ハンブルクから車で40分程度で行ける「リューベック」に行きました。

 

 

旧市街への入口となる「ホルステン門」

間近で見ると、なかなかの迫力です。

重厚に作り過ぎて、自重で門が前のめりに傾いてしまっています。(ということでも有名)

 

実物を見ると、「めっちゃ傾いてる…!(笑)」というのがすごくよくわかるのですが、写真で撮るとイマイチ伝わりづらいものしか撮れず。。。

 

帰り際に撮ったこちらの1枚がいちばんわかりやすい気がしたので、載せときます。

 

 

 

リューベックは可愛らしい街並みで可愛い雑貨屋さんも多くて、女性は間違いなく気に入る場所かと思います。

ただ、ホルステン門入ってすぐのメインストリートはわりと普通の市街地的な街並みで、「門をくぐればおとぎの国が広がっている」という光景を期待してしまっていた私としては、序盤は若干期待外れではありました。(^ ^;;

 

そういう点では、前日いったシュヴェリーンの方が振り切れてる感があって良かったかな。

 

 

リューベックと言えば「マルツィパン」が名物だそうで、そこかしこにマルツィパンのお店が。

 

「マルツィパン」とは、日本では「マジパン」と呼ばれている、昔よくケーキの飾りで多用されていたやたらと甘いアレです。

砂糖とアーモンドの粉末を混ぜてペースト状にしたものですが、リューベックのマルツィパンは砂糖の使用量を50%以下に抑えることが決められているそうです。

 

 

 

市庁舎

バルト海からの強風に耐えられるように、風避けの丸い穴が開いています。

壁の色は雄牛の血にレンガを漬け込んで出したものだそうで。。。

娘がそこに妙に喰いついて、見つけた時は興味深げに眺めていました。(^ ^;

 

 

 

ランチは「ジッファーゲゼルシャフト」というこちらのレストランで(レンガの建物)

元々は船乗りの同業者組合の家として建てられたものだそう。

 

 

店内には帆船の模型が沢山!!

 

 

 

いい感じの前菜

 

 

メインはこの日も魚介系

 

 

 

食後、レストランのすぐ近くにあった広場で、たまたまそこにいた女の子と一緒に遊びだす娘

 

 

 

 

リューベックには5つの教会があるのですが、その内の2つの教会を巡りました。

 

聖ヤコブ教会

ゴシック調の超ゴージャスなパイプオルガン

 

 

同じ教会内にもう1つ小ぶりなパイプオルガン

 

 

 

聖マリア教会

かなり立派な教会で、博物館的な展示物もあったりするせいか、入口に受付があり入場料として一人2ユーロが必要でした

 

第2次世界大戦時の爆撃によって破壊された鐘が、そのままの状態で保存されています。

 

 

 

 

画像では全く伝わり切らないのですが、パイプの太さが半端なかった超大型のパイプオルガン!

20歳のJ.S.バッハがこの教会のオルガンの演奏を聴くために、400kmの道のりを歩いてやってきていたそうです…!

いつか演奏が行われている時にぜひ行きたい!!

 

 

 

ステンドグラスも美しいながら、絵柄をよく見るとちょっとおどろおどろしい感じ。。。

 

なんとなく、「ファイナルファンタジー」のイラストを手掛けていた天野喜孝氏のタッチを彷彿とさせる感じ…。

 

 

この教会にもサブ的なパイプオルガンがもう1台

 

 

 

かなり生々しい感じの磔台が展示されていました

 

 

 

 

再び街並み散策

 

アンティーク本のお店

 

 

 

とにかく至る所の街並みが美しい…

 

 

 

 

プレイグラウンドを見つけ、そこに吸い込まれていった娘…

街並み散策系の旅は大人だけなら最高に楽しいですが、子連れだとなかなか大変あせる

子供はどこに出掛けても常に「遊ぶところ」のみを探しています。(^ ^;;;

 

こういう場所を見つけて要所要所でガス抜きさせないと、言うことを聞いてくれなくなりますガーン

 

 

 

この日も最高のお天気で、楽しい1日を過ごせました音譜