先日、実に十数年ぶりに自分が生徒の立場になってピアノの個人レッスンを受けてきました。
講師の方は以前ピティナのセミナーで脱力・ピアノのための脳トレ・コーチングなどについて学ばせて頂く機会があった先生。
その後、安城で毎月ワークショップ的なものが行われていたので、渡米直前までは毎回参加させて頂いていました。
アメリカからの帰国後、最初の1年は身辺の環境を整えるのにいっぱいいっぱいで気持ち的にも余裕がなく、まぁ小さい子供がいるというのがいちばん大きかったのですが、先生のグループレッスンは現在どうなっているんだろう?と気になりつつも、大きく空いたブランクによる気後れ感も手伝って、何も行動を起こせずにいました。
ただ、昨年後半あたりから、ピティナ関係のイベントやセミナーなどに足を運んだ際、お世話になっていた先生方に再会できる機会に恵まれ、やっぱりこのコミュニティの中にもっと積極的に関わっていきたいという気持ちが強くなっていきました。
そして、以前行われていたグループレッスンはいつからか解体し、現在は個人レッスンに切り替わってほぼ毎月行われているという情報を得たため、すかさず「私もぜひ混ぜて下さい!!」と志願するに至りました。
そんなこんなでドキドキしながら向かったレッスン会場。
場所は某病院内の音楽ホール。なかなか珍しいですよね。以前やっていたグループレッスンも会場はだいたいここでした。
ピアノはBOSTONのグランドピアノ。これまたなかなかレアですよね。
他の方は皆さんそれぞれ自分のやりたい曲を課題曲として持っていかれてるみたいなんですが、私は恐らくハッキリ言ってそれ以前の段階であろうと判断し、先生の考案された練習グッズと教則本の正しい使い方をこの機会にご教授頂けるようお願いして、それを使ったレッスンを受けることが出来ました。
自分では全く意識出来ていませんでしたが、どうやら私はヒジに力が入ってしまいやすいらしく、それがいちばん脱力の妨げになっていたようです。典型的な猿腕であることや、昔テニスをやっていたことなんかも、もしかしたら影響しているかもしれません。
先生の大変気さくでありつつも熱いレッスンを受ける中で、やっと上手く脱力した状態で指を動かせるようになってきたところで時間切れとなりレッスンは終了。
本当にあっという間でしたが、上手く出来ている時の感覚をより身体に定着させるべく、次回レッスンに向けてしっかりおさらいを重ねたいと思います。
今回、約4年ぶりに再会を果たせた先生と私。
開口一番「えーー?!全然変わってない!!」と言って下さったのが、さりげにかなり嬉しかった。(笑)
でも、そう仰って下さった先生自身も、また先日久々にピティナの総会に出席した際再会できた先生方も皆さん以前お会いした時の印象そのままで、時の流れをほとんど感じさせない感じだったので、やっぱり音楽を続けるというのはアンチエイジング効果が高いのかもな~、と改めて思ったりしました。