先週末、知り合いが主宰するギター教室の発表会が名古屋で行われ、そこでのバンド演奏サポートのお仕事に行ってきました。

 

この教室の発表会のサポートは以前はほぼ毎年のように受けていたのですが、妊娠・渡米などで期間が空いて、今回実に5年ぶりの参加となりました。

 

そんなわけで、8月のスケジュールは全ての日曜日がリハーサル(毎週、岡崎から岩倉まで通いました)と本番で埋まるという状態になり、私の留守中は夫に娘のお世話をお願いしてなんとか乗り切りました。

 

 

いやーー、しかし!

長らく現役を退いていた私にとって、今回は強烈すぎるリハビリとなりましたショック!あせる

 

全部で10曲程度の演奏だったのですが、

YES「Siberian Khatru」

UK「In the dead of night」

アラン・ホールズワース「Tokyo Dream」

…といったプログレナンバーがプログラムに含まれており、もう取り組み始める前から「今の私にこなせるのか?!」と不安募りまくり。

 

あとはロック系だとボン・ジョヴィやヨーロッパなど。

流行りどころだと星野源の「恋」もありました。

 

それから、さりげにかなり難しかったのが山下達郎の「いつか」という曲。これは本来ならキーボーディスト二人体制でやるべきであろうアレンジで、一人でどうこなすかを考えるだけでかなりの時間を取られましたあせる フュージョンの曲を演奏しているような慌ただしさでした。

 

 

シンセの使い方もかなり忘れていて、まずはそれを思い出すところから始まり、演奏の練習と並行して音作りを進めるも、なかなか思ったような音が作れず。。。

 

ハッキリ言ってシンセを使って演奏する時は、「ちゃんと弾けるようになるか?」ということよりも「上手く音が作れなかったらどうしよう?!」という恐怖心の方が圧倒的に大きいです。

 

例えば1ヶ月という練習期間があったとしても、ピアノだったらその期間の全てを演奏の練習だけに注ぎ込めますが、シンセだと音作りだけで半分近い時間を持っていかれる感じになってしまうので(演奏する曲にもよりますが)、それもシンセ弾くたびに辛いなぁ…と感じる一面ですね。

 

きっとシンセ弾きの中にはこういう作業がむしろ好き!という方も多くいらっしゃると思うのですが、私はそういうタイプではなく、ただそれなりの音色を作らないと弾いてて自分が不快だから仕方なしにやれる範囲で頑張る、、、といった感じなのであります。

 

 

 

いくつか難曲はありつつも、毎週のリハは順調に進んで行き、サポートメンバーの方たちは流石に技術的にしっかりした方ばかりということもあって、バンド演奏の楽しさを思い出すことが出来たのは個人的に非常に大きな収穫でした。

 

加えて、演奏にしても音作りにしても真面目に頑張ればわりとなんとかなるという自信もちょっとだけ取り戻せた感じがしました。

 

 

しかし!!本番直前になってトラブル発生ビックリマーク

シンセ(ローランドのJUNO-G)のディスプレイが正常に表示されなくなり、文字がほとんど読み取れなくなるという事態にビックリマーク叫び

従って、これ以上の音色のエディットは不可能な状態となってしまいましたガーン

 

症状からは、内部の接触不良かな?という感じだったので、いろいろネットでも調べてみたところ、中を開けて配線部分を差し直したりしたら直りそうな気もしたのですが、本番前に全データが飛ぶ等の最悪の事態になっては困る!と思い、グっと踏みとどまって、どうにか本番をやり過ごせるよう工夫し、結果それで本番は無事終えることが出来ました汗

 

 

久々の演奏仕事だったわけですが、時折娘に激しく妨害されながらの練習はなかなか大変でした。(^ ^;

幼稚園が夏休み中だったので、基本私が家にいる時は娘も一緒にいるという状況でして…。

 

 

本番の日は夫と共に娘にも観に来てもらいました。(長丁場だったので、後半戦だけ)

娘本人も「発表会見たい」と言っていたのと、ママが日々練習していたのがどういうことだったのかというのを見せておいた方がいいのかな~と思って。

 

娘はというと、発表会終了後はしばらくずっとYESの「Siberian Khatru」の「え?そこ…?!」というセクションを口ずさんでいました。(笑)

 

あとは、カーステレオでヨーロッパの「ファイナルカウントダウン」やUKの「In the dead of night」を掛けると、ニヤーーーっと笑って喜ぶようになってしまいました。(^ ^;;

 

 

そして、、、発表会も無事終わったことなので壊れたディスプレイをなんとかしないとな。。。