<2日目>

バスに乗ってフランクフルトからローテンブルクへと移動。

 

ローテンブルクは城壁に囲まれた小さな町で、ロマンチック街道の数ある観光スポットの中でもとりわけ人気がある場所のようです。

それもそのはず、ローテンブルクはこぢんまりとした歩きやすい街並みで、その風景はおとぎの国そのもの!といった風情であります。

 

可愛らしい建物、美味しそうなお菓子屋さん、可愛い雑貨屋さん、もう女子にはたまらない雰囲気をこれでもかと醸し出しておりました。

 

 

 

画像右下の方にいろんな色で5列ほど並んでいる丸い形をしたお菓子は「シュネーバル」というローテンブルクの名物。

シュネーバル(Schneeball)とは、英語の「snow ball」と綴りや音の響きも似ているといえば似ていますが、「雪の玉」という意味だそうです。

ひも状の生地をボールのように丸めて型に入れ油で揚げたもので、どのガイドブックを読んでも必ず載っているものだったので、行く前から絶対買う!と決めていました。

 

いろんな味がありましたが、私はオリジナルのシンプルなものをチョイス。

食べる前は、サーターアンダギーのような感じかな~と予想していたのですが、実際食べてみると生地は思っていた以上に固くて、正に「丸めたクッキー」といった感じでした。ちょっと食べただけで、かなりお腹にズッシリ来ます。

 

 

そしてやってきたお昼の時間。

初めて入るドイツのレストランということで、かなり弱気になっていた私たち。

一応事前にいくつか候補となるお店をピックアップしてはいたのですが、町を歩いている中でパっと目にした「日本語メニューあります」の看板があったお店に「ここだ!」とばかりに飛び付きました。(笑)

 

そこで食べたのがこちらの鱒料理。

日本の料理に近い安定感のある味で、美味しくいただきました。

 

いやー、しかしまずは日本語メニューのあるお店にしといてホント良かったと思いました。

ドイツ語のメニューって英語と違ってもはやぜんっぜんわかりません。。。あせる

このお店でまずはメニュー選びでテンパることなく、その他の部分での雰囲気を掴むことが出来たのは良かったです。

 

 

しかしこのお店でカルチャーショックを受けた一件が。。。

 

お料理は各自食べたいものをオーダーしたわけですが、ウェイトレスさんがその際にみんなでシェアするためのお皿は必要かどうか確認してくれました。

必要なかったので、「要りません」と答えたのですが、私が注文したスープが来た時に、娘に取り分けるための小皿が必要だと気づき、ウェイトレスさんにお願いしました。

 

ところが間髪入れず「It's too late!!!!」とブチギレ。

ついさっきまであんなにニコニコ可愛らしかったお姉さんが。。。叫び

 

添乗員さんがバスの中でチラっと話していたのはこういう事か~…と身を以て経験することとなったわけです…あせる

 

どうやらドイツ人というのは、決められた以上の内容の仕事をするということを嫌う傾向があるようで、「欲しかったんなら最初にキチンと言えや!」という理屈のようです。

 

日本人の感覚からしたら、サービス業においてこの対応はあり得ないと思ってしまうのですが、、、いや、アメリカだってこのようなケースでは嫌な顔一つせず持ってきてくれてましたよ。。。汗

 

結局、「しょーがないわね!」って顔をしながらお皿は持ってきてくれたんですけどね。(^ ^;

でも精神的ダメージは結構デカかったです。(笑)

添乗員さんから得た予備知識が無ければもっとショックを受けていたことでしょう。

 

 

ローテンブルクはとにかく可愛い雑貨屋さんが多かったので、じっくりゆ~っくり1つ1つのお店を巡りたかったのですが、やはりここでも自由時間は非常に短く。。。

お昼ご飯を終えたらすぐにバスに戻らねばならない状況でした。

 

(ミュンヘン編につづく)