先週末、家から少し離れた場所にある日本人教会にて韓国人ピアニスト、ゴン・ミンさんによるピアノコンサートがありました。
赤ちゃん連れでもOKとのことだったので娘も連れて行きました。
コンサート序盤で娘が興奮して大声を出し始めたので
夫がしばらく外に連れ出してくれていたのですが、途中で戻って来てからはタマゴボーロでなだめすかしながらではありますが、大人しく聴いていてくれました。(^ ^;
ピアニストのゴン・ミンさんは元々は韓国でK-POPのアーティストのライブやレコーディングのサポートを中心にご活躍されていたスタジオミュージシャンだったようですが、2011年の東日本大震災をきっかけに日本人のためにピアノ演奏をする活動にシフトされていったようです。
日本の被災地を訪れてのコンサートや、今回のように各国の日本人教会などを周っての演奏活動をライフワークにされているのかな、という感じ。(詳しいことは把握していませんが)
「日本を愛する韓国人ピアニスト」という触れ込みで、正直いろんな意味で「へぇー」と思ったのですが、当日の演奏やMC(日本語ペラペラでした。わずか2年ほどで猛勉強の末話せるようになったそうです)を聴いていろいろ納得できました。
正直なんで日本人のためにここまで思ってくれるんだろう…?というのが疑問だったりしたのですが、敬虔なクリスチャンであるゴン・ミンさんなりの選んだ道というか、上手く言えませんが言葉や音色にすごく真心を感じました。
演奏したのは私が知っている曲としては「アメージング・グレース」と「涙そうそう」、あとは彼のオリジナル曲や讃美歌など。
曲によってはゴン・ミンさんの奥さま(それこそK-POPアイドルグループのメンバーにいそうなコリアンビューティーでした)が英語・日本語・韓国語で歌ったりもされました。
透明感のある美しい歌声でした。
ピアノの演奏スタイルとしては全体的にジャズ寄りな感じで、鍵盤の端から端まで使うようなダイナミックなアレンジをされている曲が多かったように思います。
久々にちゃんとした人が弾くピアノの音色を生で聴けたなぁ~…と。
ピアノは日頃から育児の合間になるべく弾くようにしていて、自分で弾いても癒しの効果があるとは感じていますが、やっぱりこうやって久々に人の奏でる音色に身を委ねてみると「こういう時間っていいなぁ~~~…」と思いますね。
そして、ここの教会には木目のグランドピアノがあって、コンサートでもこれが使用されていたのですが、見てるとグランドピアノのタッチや音色が恋しくなりますね~~~~~~。
こっちではやむを得ずデジピを使用していますが、やっぱり弾けば弾くほど「これじゃない感」が募ります。
こっち来てからは、勉強し直したいという思いからクラシックを中心に弾いてるので余計そう感じるのだと思います。
ちなみに日本の自宅にあるグランドピアノは時々姪っ子達が弾いて遊んでくれてるそうです。
使われてた方がピアノの劣化防止にもなるのでありがたいです。
あ、ピアノが置いてある部屋の除湿機は稼働させた状態のままアメリカに来ております。
この除湿機、部屋の湿度を何%でキープするか指定できる優れモノであります。
梅雨&夏季の湿気の多い時期の排水作業はお義母さんにお願いしてあります。
本当にありがたいです。