ここ数年の間に、日本でもだいぶハロウィンが浸透しつつありますよね。

実際に近所の家を仮装して訪れてお菓子をもらいに行く子供たちはまだまだ少数派だとは思いますが、いろんなお店に行くと、ハロウィンのインテリアやスイーツなんかはよく目にするようになりました。

私も自宅でやっていた音楽教室ではハロウィンの時期に生徒にお菓子をあげたりしてました。


そして今年はハロウィンの本場アメリカにいる、ということで、夫が出張で不在な中ではありましたが初めてのハロウィンを体験することが出来ました。


事前に人から聞いて知った、ハロウィンに参加する方法(お菓子を配る側として)は以下の通り。

・玄関先や庭にカボチャを置くなどして、ハロウィン風の飾りをしておく

・子供たちがやってくる時間帯になったら玄関の門灯を点けておく


これが「お菓子を用意してありますよ」の合図になるらしいです。


私が住んでいるサブディビジョン内の近所のお宅を娘との散歩中にさりげなく窺っていると、ハロウィンの1週間前ぐらいから玄関先をデコレーションする家が増え始めていってました。

意外と間際にならないと盛り上がってこないんだな~…というのが率直な感想。


申し訳程度にチョコンと小ぶりなカボチャを1つ置いてあるだけの家もあれば、かなりリアルな感じのクモの巣を庭の植木に大量に絡ませたりして相当気合の入ったデコレーションをする家もあり。

各家庭によってだいぶテンションに差がある様もまた面白かったです。



そんな我が家はというと、玄関前にカボチャをセットしたのはハロウィンの2日前。(^ ^;;


もっと前に雑貨屋さんで本物ではないカボチャは買ってあってリビングには飾ってたんですが、やっぱりせっかくだから本物の大きなカボチャも欲しいなぁと直前で思い立って、まぁこの時期になるとスーパーとかでも飾り用のカボチャはいっぱい売ってたんですが、私が行ったのはここ。

「パンプキン・パッチ」と呼ばれている、期間限定のカボチャ直売所です。

10月に入ったあたりからそこかしこに出現し始めます。


ただカボチャが売ってるだけではなく、

子供向けのアトラクションがあったり。

ちょっと写真には写ってないですが、3ドルぐらい払うとウサギと触れ合えるコーナーなんかもありました。


売られているカボチャも大小様々。

私が行った時はハロウィン直前だったので、多分もうだいぶ売れちゃってる状態だったと思います。


聞いた話だと、パンプキンパッチで買うよりスーパーとかで買った方が値段も安くて形も綺麗な物が揃っているみたいなんですが、せっかくアメリカにいるんだから日本には無い文化を体験しておきたい!と思い、ちょっとドキドキしながらパンプキン・パッチに立ち寄ってみました。

本当は夫も一緒に行ってどのカボチャにしようか?なんて吟味出来たらもっと楽しかったのかもしれませんが。まぁそんなこと言ってもしょうがない。下手したら今年のハロウィンが最初で最後になってしまう可能性だってあるので、旅の思い出を作らねばね。



やっぱりだいぶ売れてしまってることもあり、残ったカボチャの中から良い状態の物を探すのは至難の業で、どの角度から見てもOKと思えるカボチャは皆無でしたあせる

まぁ玄関に置くやつなんで、正面から見て綺麗に見えるならそれでいっか…とある程度妥協しつつ、自力で持てる範囲のなるべく大きなカボチャを1つチョイスしました。


ついでにレジにいたお兄さんにお願いして、娘とのツーショットの写真も撮ってもらい、ちょっとした達成感を得ながら帰路につきました。


というわけで、玄関前にこんな感じで置いてみました。


お菓子はいくつ用意するか迷いましたが、余らせるのだけは避けたかったので、お菓子を入れる袋が20枚入りだったからそれに合わせて20個用意してみました。


そしてやってきたハロウィン当日。

この日は午後から、我が家にママ友を一人呼んで一緒に過ごしていました。

彼女の旦那さんもうちの夫とほぼ同時期に日本に出張中ということで、自宅で寂しく過ごすよりは一緒に遊ぼう!ということで、お互いの子供にカボチャの着ぐるみみたいな服を着せて撮影会とかしてました。(笑)

そうこうしているうちに夕方が近づいてきて、「本当に子供たちはやって来るんだろうか…?!」と緊張感が高まってきました。(多分私だけ勝手に/笑)


すると16時半ごろに「ピンポーン」とチャイムが!

玄関を開けると「Trick or Treat!」と3人の子供たちが…!!

おぉ!ホントに来た~~~!と感動しました。


ちょっと離れたところには子供たちのお母さんが立っています。

ちなみにハロウィンの時は必ず保護者同伴でないといけないみたいです。

まぁ安全面を考えればそりゃそうですよね。


最初に来た子達はコリアンだったのですが、子供たちにお菓子を配るとお母様が日本語で「ありがとうございます」と言って下さいました。


その後しばらくは誰も来なかったのですが、17時半から18時半の間ぐらいをピークに何組か子供たちがやって来ました。

近所に住んでる日本人家族ご一行が来た時には、一緒に写真も撮ってもらってハロウィンらしい良いショットが撮れました音譜


最終的に、20個用意したお菓子が19個はけました。数はちょうど良かったようですチョキ

どうも袋入りの状態でお菓子をくれるところは珍しかったみたいで、「こんなに沢山いいの?!」と何人もの子供やその保護者の方から言われました。

アメ1個だけとかもわりとフツーらしいです。

いやー、初めてだからその辺の加減?もよくわからなくてあせる

でも準備も楽しかったので個人的にはこのスタイルで良かったと思っています。

お菓子も直前に買いに行ったらセールになってたので安く買えたし。



振り返ってみると、訪れてきた子供たちのほとんどがコリアンか日本人だったので若干異国情緒に欠ける雰囲気ではありましたが(笑)、とても良い思い出になりました。


それにしても子供たちの仮装を見ているとやっぱりアメリカでもエルサ人気はスゴかった。

女の子の多くがエルサでした。