・吸引分娩の際、出来れば避けたい…と思っていて、ドクターにもそう伝えてあった会陰切開を結局されてしまいました。。。
が、切られる時もその後の縫合も麻酔のおかげで一切痛みは無し。
もう、始終麻酔の威力に「スゲーー」と感激しっぱなしでした。(笑) まさかここまで無痛とは。
どれぐらい無痛かというと、殺されても全然気づかないんじゃ?っていうぐらい無痛でした。(笑)
まぁでも結局、会陰切開の痛みは麻酔が切れてからはその後2週間程度苦しまねばならない羽目になるのですけどね…。(^ ^;;
お産そのものより、産後の諸々の痛みの方がよっぽど辛かったです。
・それから、夫の証言によると赤ちゃんが取り出された直後にドクターがこれまた手際よく胎盤を取り出してたらしいのですが、号泣中だった私はコレには全く気が付きませんでした。(^ ^;;
怖いもの見たさで、ちょっと自分の胎盤見てみたいなとか思ってたんですけど…。(笑)
・産まれた赤ちゃんは、数名の助産師さん達により手際よくいろんな処置を施されておりました。
アメリカのお産は、なぜか産まれた直後の赤ちゃんにニットキャップをかぶせるらしくて、私の赤ちゃんも産まれてから体をある程度キレイにした後、真っ先にニットキャップをかぶらされてました。
(読んだ本によると、頭の保護とか体温調節のためという理由のようですが)
あとは、産道を通った際での感染症を防ぐためということで、瞼に薬を塗られたりとかもされてたようです。
正直このへんの様子は、私は号泣中だったのであまりしっかりは見れておらず(^ ^;; 夫が携帯で動画を撮ってたようなので、いつかほとぼりが冷めた(?)頃に改めて観てみようかなと思います。
(自分が号泣してるところとか、恥ずかしくて今はとても観る気になれない…^ ^;;)
・その後、家族3人だけ部屋に残されカンガルーケアとか初乳を与えたり(多分出てなかったと思いますが…)とかしてしばらく過ごしたのちに、車椅子で(今度は切実に車椅子が必要な感じでした)別の病室に移動しました。
…結局非常に長くなってしまいましたが
私の初のお産はこんな流れでありました。
陣痛の始まりから数えると、出産まで少なくとも15時間以上は掛かったことになるのですが、陣痛も始まりの頃はそんなに痛いわけではないし、麻酔をしてからは最後の最後で何度かいきんだ時だけ腹筋の疲れと喉の渇きというのは感じたものの痛みはなかったので、実質的に本当にツラかったのは陣痛が本格的に痛くなってから麻酔を打たれる間までの2時間ぐらいだったかなぁと思います。
予定日から5日ほど早い出産となりましたが、来る時はわりと急に来るもんなんだなと思いました。
前日までは「まだまだかな」という感触だったので。
でも、唯一思い当たる兆候としては、出産日前日の夜にすごく低い位置で胎動を感じたことです。
「そこってほとんど出口じゃん!」と思うポイントでうごめいてました。
加えて、やはりこの日の産婦人科でのドクターによる内診グリグリが効いたのかなぁ、と。
陣痛やおしるしも、ちゃんとそれと気づけるだろうか…?という不安があったのですが、明らかにそれまでの体調とは違った様子になったので、初めてお産する人でもこれはちゃんと分かるはずだと思います。(おしるしは有る場合と無い場合があるようですが)
そして私の初めてのお産は、まさに「まな板の上の鯉」状態で、医療の力を存分に利用して「産ませてもらった」という感じでした。
岡崎の自宅から歩いてでも行けるぐらいの距離のところに、かの有名な「吉村医院」 があったりすることもあり、以前はそういう場所での本当に自然な医療介入の一切ない出産がなんとなくいいなぁと思っていたりもしたのですが、まぁこういうのも結局タイミングとご縁なのかなぁと思いました。
どんな方法で産んだにせよ、産まれてきた子供を可愛い!と思う気持ちは変わらないですね。
娘は今のところ、母乳さえ足りてればよく寝てくれて、あまり手が掛からず助かってます。
でも2日後にはとうとう母も帰国。いよいよ家族3人での生活が始まります。
いろいろ不安もありますが、持ち前のテキトーさを活かして(笑) 気負いすぎず過ごしていければと思います。