久々に行ってきました、ブルーノート。今回は実家の母と現地で
待ち合わせして観てきました。
村上ゆき。名前だけ聞いても知ってる方は少ないかもしれませんね。
でも必ずCMでその声は聴いたことがあるはずです。
いちばんわかりやすいところだと、
「セキスーイハウスー♪」ですかね。
あとは、AQUOSのCMの幻想的な曲とか、数年前によくバファリンのCMで
流れてた「頑張りた~いのに頑張れな~い♪」ってのも結構記憶に
残ってる方いらっしゃるんじゃないでしょうか。
他にも実にいろいろCMソングを歌っていらっしゃいます。
最近は村上ゆき・土岐麻子・奥華子、この3人が歌うCMソングを
よく耳にするなぁ~という印象です。
また村上ゆきさんはピアニストでもあり、ライブでは弾き語りスタイルが
基本となっています。
最近はどちらかというとシンガーソングライターとして売り出し中な
感じですが、彼女は元々はジャズヴォーカリストとしてデビューして
います。
「スウィングジャーナル」の新作CDレビューのページで高評価だったので
気になってデビューアルバムを購入してみたのが出会いのきっかけでした。
このデビューアルバムがこれまた名盤でして、村上ゆきのピアノヴォーカルに
天野清継、平岡雄一郎、そして私のお気に入りギタリストである鬼怒無月と、
3名のギタリストが絡んでいくというなかなか面白い内容になっています。
選曲も、スタンダードジャズからジョニ・ミッチェル・ジミヘン・
ミシェル・ルグランなどバラエティに富んでいて、結局未だにこのアルバムが
村上ゆきの作品の中ではいちばんのお気に入りとなってます。
発表する作品ごとに徐々に日本語の曲やオリジナルの曲が増えていって、
そのあたりからなんとなーく聴く頻度が減ってきてはいたのですが、
(あの声でジャズを歌ってくれたからジャズが新鮮に聴けた、という側面が
大きかったので)名古屋に来るようなことがあれば絶対に聴きに行くぞ!!
と以前から決めていたので、今回はようやくそれが叶いました。
日頃は関東を中心に活動されているので、今までは生で聴ける機会がなく、
多分名古屋でこの規模の会場でワンマンライブをされるのは初のはずです。
で、すっかり前置きが長くなってしまいましたが、ライブものすごく
良かったです
今回はニューアルバムのリリース記念ツアーってことで、新譜の内容も
やはりオリジナル+カバー(日本の曲)だったこともあり「過去作品の
ジャズの曲はやってくれないかもなぁ~…」とうっすら思いながらの
ライブ観戦だったのですが、わずかながらもジャズの曲もやってくれました
しかも私がとくに気に入っていたデビューアルバムの「Black Coffee」を
やってくれたのがすごく嬉しかった
同じくデビューアルバムからジョニ・ミッチェルの「Both Sides Now
(青春の光と影)」もやってくれたし、もうこの時点でかなり満足度高し!です♪
新譜に入っている唯一の洋楽カバー曲、ジョー・サンプルの「When The
World Turns Blue」もやってくれました。この曲、以前からすごく好きな
曲なのです。ラウンジで弾き語りの仕事をしていた時にもちょくちょく
歌ってました。夜のお店にマッチする曲です。(笑)
村上さんヴァージョンは本当に素晴らしかった。もう一人、私が心から
敬愛する赤坂由香利さんという弾き語りジャズシンガーがいらっしゃる
のですが、この方がアルバムでカバーしてるヴァージョンも大好きで、
でも今日はそれとはまた違った世界観が楽しめる演奏が聴けました。
新譜の曲も素敵な曲が多数でした。SUPER BUTTER DOGのカバー
「さよならCOLOR」も歌詞が沁みました。
CMで使われている曲もかなりやってくれて、積水ハウスの曲も日本語
ヴァージョンと英語での4ビートヴァージョンと2通りも披露して
下さいました。(MCの合間のネタ的な感じでではありますが)
アンコール2曲も含めて、よく考えられた素晴らしいセットリスト内容
だったなぁ~と思います。
あと、編成も今回はちょっと変わってて、ベースとアコースティックギター
とのトリオ編成でした。
ベースは伊賀 航、ギターは佐藤克彦。どちらも初めて観る方でしたが
お二人とも大変素晴らしい演奏でした。
ヴォーカルの良さを最大限に引き出す、シンプルながらもよく練られた
アレンジが秀逸でした。
ギターの佐藤さんのたまに入る素朴な感じのコーラスも良かった。
しかしなんと言ってもやはり特筆すべきは村上さんの「声」ですねー。
あの声は反則だわ~、と思いました。
生で聴く村上さんの声はCDやCMで聴くその声とのギャップは全く
ナシ。で、ブルーノートの素晴らしいPAとも相まって、生だと
よりその声の倍音成分がハッキリと感じられて、すごく心地良い。
「ヘブンズヴォイス」と称されている彼女の声ですが、まさに
その通りだと思いました。声に羽が生えてる感じでしたね~。
歌唱力もめちゃくちゃ高くて、とても軽やかに声を自在に扱えている
感じでした。全曲通して一切破綻なしです。なので純粋に楽曲そのものを
味わい、曲の世界に没頭することが出来ました。
歌だけじゃなくてピアノも素敵でした。すごく綺麗な音色だった
なぁ。彼女の持つタイム感も好きな感じでした。
バラード系の曲を多く歌っているイメージを持たれがちな彼女
ですが、「Black Coffee」で聴かせてくれたようなグルーヴィーな
演奏で、ただの癒し系シンガーとは一線を画した相当なツワモノだと
いうことがわかります。個人的にはああいう曲をもっと聴きたい
ですね。
とにかく、生で聴くことが出来て本当に良かった~~。満足
待ち合わせして観てきました。
村上ゆき。名前だけ聞いても知ってる方は少ないかもしれませんね。
でも必ずCMでその声は聴いたことがあるはずです。
いちばんわかりやすいところだと、
「セキスーイハウスー♪」ですかね。
あとは、AQUOSのCMの幻想的な曲とか、数年前によくバファリンのCMで
流れてた「頑張りた~いのに頑張れな~い♪」ってのも結構記憶に
残ってる方いらっしゃるんじゃないでしょうか。
他にも実にいろいろCMソングを歌っていらっしゃいます。
最近は村上ゆき・土岐麻子・奥華子、この3人が歌うCMソングを
よく耳にするなぁ~という印象です。
また村上ゆきさんはピアニストでもあり、ライブでは弾き語りスタイルが
基本となっています。
最近はどちらかというとシンガーソングライターとして売り出し中な
感じですが、彼女は元々はジャズヴォーカリストとしてデビューして
います。
「スウィングジャーナル」の新作CDレビューのページで高評価だったので
気になってデビューアルバムを購入してみたのが出会いのきっかけでした。
このデビューアルバムがこれまた名盤でして、村上ゆきのピアノヴォーカルに
天野清継、平岡雄一郎、そして私のお気に入りギタリストである鬼怒無月と、
3名のギタリストが絡んでいくというなかなか面白い内容になっています。
選曲も、スタンダードジャズからジョニ・ミッチェル・ジミヘン・
ミシェル・ルグランなどバラエティに富んでいて、結局未だにこのアルバムが
村上ゆきの作品の中ではいちばんのお気に入りとなってます。
発表する作品ごとに徐々に日本語の曲やオリジナルの曲が増えていって、
そのあたりからなんとなーく聴く頻度が減ってきてはいたのですが、
(あの声でジャズを歌ってくれたからジャズが新鮮に聴けた、という側面が
大きかったので)名古屋に来るようなことがあれば絶対に聴きに行くぞ!!
と以前から決めていたので、今回はようやくそれが叶いました。
日頃は関東を中心に活動されているので、今までは生で聴ける機会がなく、
多分名古屋でこの規模の会場でワンマンライブをされるのは初のはずです。
で、すっかり前置きが長くなってしまいましたが、ライブものすごく
良かったです

今回はニューアルバムのリリース記念ツアーってことで、新譜の内容も
やはりオリジナル+カバー(日本の曲)だったこともあり「過去作品の
ジャズの曲はやってくれないかもなぁ~…」とうっすら思いながらの
ライブ観戦だったのですが、わずかながらもジャズの曲もやってくれました

しかも私がとくに気に入っていたデビューアルバムの「Black Coffee」を
やってくれたのがすごく嬉しかった

同じくデビューアルバムからジョニ・ミッチェルの「Both Sides Now
(青春の光と影)」もやってくれたし、もうこの時点でかなり満足度高し!です♪
新譜に入っている唯一の洋楽カバー曲、ジョー・サンプルの「When The
World Turns Blue」もやってくれました。この曲、以前からすごく好きな
曲なのです。ラウンジで弾き語りの仕事をしていた時にもちょくちょく
歌ってました。夜のお店にマッチする曲です。(笑)
村上さんヴァージョンは本当に素晴らしかった。もう一人、私が心から
敬愛する赤坂由香利さんという弾き語りジャズシンガーがいらっしゃる
のですが、この方がアルバムでカバーしてるヴァージョンも大好きで、
でも今日はそれとはまた違った世界観が楽しめる演奏が聴けました。
新譜の曲も素敵な曲が多数でした。SUPER BUTTER DOGのカバー
「さよならCOLOR」も歌詞が沁みました。
CMで使われている曲もかなりやってくれて、積水ハウスの曲も日本語
ヴァージョンと英語での4ビートヴァージョンと2通りも披露して
下さいました。(MCの合間のネタ的な感じでではありますが)
アンコール2曲も含めて、よく考えられた素晴らしいセットリスト内容
だったなぁ~と思います。
あと、編成も今回はちょっと変わってて、ベースとアコースティックギター
とのトリオ編成でした。
ベースは伊賀 航、ギターは佐藤克彦。どちらも初めて観る方でしたが
お二人とも大変素晴らしい演奏でした。
ヴォーカルの良さを最大限に引き出す、シンプルながらもよく練られた
アレンジが秀逸でした。
ギターの佐藤さんのたまに入る素朴な感じのコーラスも良かった。
しかしなんと言ってもやはり特筆すべきは村上さんの「声」ですねー。
あの声は反則だわ~、と思いました。
生で聴く村上さんの声はCDやCMで聴くその声とのギャップは全く
ナシ。で、ブルーノートの素晴らしいPAとも相まって、生だと
よりその声の倍音成分がハッキリと感じられて、すごく心地良い。
「ヘブンズヴォイス」と称されている彼女の声ですが、まさに
その通りだと思いました。声に羽が生えてる感じでしたね~。
歌唱力もめちゃくちゃ高くて、とても軽やかに声を自在に扱えている
感じでした。全曲通して一切破綻なしです。なので純粋に楽曲そのものを
味わい、曲の世界に没頭することが出来ました。
歌だけじゃなくてピアノも素敵でした。すごく綺麗な音色だった
なぁ。彼女の持つタイム感も好きな感じでした。
バラード系の曲を多く歌っているイメージを持たれがちな彼女
ですが、「Black Coffee」で聴かせてくれたようなグルーヴィーな
演奏で、ただの癒し系シンガーとは一線を画した相当なツワモノだと
いうことがわかります。個人的にはああいう曲をもっと聴きたい
ですね。
とにかく、生で聴くことが出来て本当に良かった~~。満足
