というライブイベントに旦那様がやってるバンドが出演しました。
去年に続いて2度目。会社の軽音部内で結成されたMR.BIGの
コピーバンドです。

今回もまた、ライブ直前のみではありますがリハに参加させて
もらい、ダメ出し係りを担当させて頂きました。

演奏を聴かせてもらったのは2月下旬のライブ以来でしたが、
久々に参加したリハで感じたのは、1つ1つのフレーズが
だいぶこなれてきたなぁ、ということ。
以前はだいぶ苦労して演奏してたような部分が、ふと気づけば
ごく普通に出来るようになってる。そう感じる部分が増えて
ましたね。
「イマイチの状態」のレベルが底上げされたなぁというのも
感じました。
多分去年の段階での「良い出来」の演奏より、今の「悪い出来」の
方がクオリティが高いんだろうな、と。

そして、本番1週間前の最後のリハのいちばん最後にやった
通し演奏では、恐らく今まで聴いてきた演奏の中でいちばんの
出来じゃないだろうか?と思える演奏を聴くことが出来ました。

そして迎えた本番。
今回は演奏するのが3曲と少な目だったわけですが、リハから
見ていた立場からすると、始終浮足立った感じだったかなぁ~?
という印象でした。息継ぎ感少な目というか。
勢いで一気に駆け抜けた!という感じでした。(笑)
最後にやった「Colorado Bulldog」なんて原曲より速い有り得ない
テンポだったし。逆にあれでよく最後までやり切れたなぁと
感心しました。(笑) 後で話を聞くと、中音の状況もかなり
よろしくない感じだったみたいなので、それならなおさらよく
頑張ったね~、みたいな。
「本番」の難しさ・怖さを感じたステージでした。(苦笑)

ただ、それが全部悪かったのかというとそういうわけでもなくて、
確かにリハでの出来とは結構ギャップがありましたが、
すごく「ロック!」な演奏にはなってたと思います。テンポの話
とは別の、リハでは出せない本番特有の「勢い」はすごくあって、
実際客席の反応もかなり良かったです。
なかなか良い意味での破壊力があったと思います。
コーラスワークもかなり安定してたし、演奏自体も大きな破綻を
きたした部分があったわけではないので、フツーにお客さんから
したら「上手いバンド」だったと思います。

メンバーの皆さんは、自分たちの出来にあまり納得がいってない
ような雰囲気でしたが、今回はたまたま、良くなってきたところが
部分的に裏目に出た場面があっただけかなという気がします。
例えば「Colorado Bulldog」にしても、そもそもリハの段階で
オリジナルと同じぐらいのテンポで出来るようになってなかったら、
オリジナルのテンポを「つい」超えてしまう、なんてことも
やりたくても出来ないわけで。(^ ^;

なのでやはり次求められるのは、本番になっても必ず冷静な自分
というのを残しておく、ということでしょうか。
ロックというジャンルだと余計そうなりやすいのかもしれませんが、
本番特有の空気とテンションの中で「いったらいけるんじゃないか?!」
と過信して、今までやってきたことを全部放り投げてしまうと
やっぱり自分たちが納得できる演奏からは遠のいていくと思います。

あとは引き続き地力アップを図る!結局コレに尽きる気がします。
やってきたモノを本番でそのまま出すなんてことは本当に
難しいと思うんですよね。
浅田真央のような天才と言われてる人でさえ、練習では跳べてる
トリプルアクセルが本番では跳べなかったりするわけだし。
「持ってる力を本番で100%発揮出来るように」という目標の
持ち方をしてしまうと、それはそれは厳しいメンタルトレーニングを
積まないといけなくなりますよね。。。

それよりは、自分的には「50点」ぐらいだったと思う演奏が、
他人からしたら「80点」ぐらいに見える。そういうのを目指した
方が手っ取り早いのかな、という気がします。

…と、もはやメンバーにというよりは自分に言い聞かせる感じで
書いてます。(笑)

そんなわけで、メンバーの皆様お疲れ様でした。
次回も期待していますビックリマーク次は多分大丈夫ですビックリマーク(笑)


それにしても今って、Superflyが人気なんですね~。
今回のイベントでは「タマシイレボリューション」を演奏してた
バンドが3つもありました。(笑)


そしてこのライブの翌日は、自分のバンド「アカシックレコード」の
ライブでした。そちらの感想はまた改めて。