なんとあっと言う間に皐月。
ぶうちゃんカレンダーをめくると、ポール・タオルと戯れるワンコ。
去ってしまった先月のメーンエベント(て言ってたよね、プロレス中継とかで)ポール・マッカートニーさんのコンサート。
最終日の武道館公演について続きを書きたいと思います。
はい、こちら、九段下駅から武道館に向って来て見えて来た玉葱。
武道館と言えば玉葱です。
まだ明るいですが、この時すでに午後6時。
開演は6時半の予定ですが、ドームでもいつも遅れて始まった事を考えたら丁度良いかな?くらいな余裕で到着しました。
いずれにせよ、武道館では、ちゃんとリハーサルするだろうなあと。
一昨年、公演をしたドームでさえ開演が遅れたのだから、武道館がオンタイムで始まるとは思えないぞ、と。
それにしても開場はもう始まっているとばかり思っていましたが…
まだ… で、ありました。
じゃ、並びましょう。っていうことで、最後尾看板を探すのですが、見当たらず、ともかく1階席、アリーナ等の看板を頼りに公園の中を進みます。
列が見えて来ました。が、細い遊歩道には、こちらへ向って人が並んでいます。
つまり、武道館に向って並んでいるのですが、その最後尾に並ぶ訳なですが、永遠とも思える長さの列であります。
もう途中で「ほんとに… ここで…? 良いのでしょうか」と自問自答。
並ばずに芝生で転がる方や、ベンチで夕飯を召し上がっている方等、これまた随分前から列が出来ていたんだろうなと想像させる景色です。
そうそう、トイレは絶対に混んでいるだろうなと思って、九段下駅で一回、入っておいた私。
朝の様子だと、立ちん坊での待ち時間は、意外と辛いと経験したので、なるべくリスクを回避しようと思って、トイレは先手を打ちましたっ。ふふ。
ていうか、コンサート中ならば、3時間半、立ちっぱなしでも何ともないのに、じっとしては30分でも辛い事が分りました。
何事も経験ですねえ。
やっと動き出した時には、もうすっかり夜の景色。
わあ、もう7時になっちゃうよ~
どこかで「ドームはあれだけど、武道館て、終わりの時間に厳しいらしいよ」
なんて声も聞こえてきて… え~~ 始まりが遅くなると、内容が短くなっちゃうとかって事なのかしら~とか、思いながらも「ん~ これだけ整然と並んでいるお客さんが入場しきらないうちには始められないよねえ…」とか心の中で呟く。
切符は…
ビートルズが49年前にコンサートをした時のデザインと同じデザイン。
しゃれてます。
本当に。
チケットに味がないというか個性がなくなって久しいですよね。
こんなに粋な計らいをして下さったキョードー東京さんに一礼!
で、更に入り口では、呼びかけとともに、こんな注意書きが。
自分で千切るの?
え?なんでなんで?
とも思いましたが、多分、切り方が雑で、貴重なチケットがダメになってしまってはいけないから、自分の好きなように丁寧に切り取ってね、っという意味だと思うのです。
チケットもぎりの場所にいる係の方も、頑に「あの、お客様ご自身で、お願いいたします!」と、絶対に触らない体勢。
でもね、なんか、半券が切れていると無効、とか言われたら恐いから、そうは言われても、なんとなぁくミシン目で折り曲げておいて、入り口の近くで、係の人に見えるように、ぴりぴりぴりっと切りました。
ふう。
なんだか、いちいちドキドキします。
ふふ。
入り口から入っても、更に列は続くのです。
途中、ビートルズの写真が飾ってあったりして、思わず皆、パシャパシャ。
もみくちゃの中、皆、どんな小さなものでも見逃すものか、という空気です。
開演時間も詳細が分らない上に、寄り道したら、なんか戻れなくなりそうなくらい人がごった返していて、とにかく、誰かの後ろに付いてゆかなくちゃって気持ちでした。
もうもう、ラッシュアワーみたいなロビーやら通路を、もじょもじょ動いて進むと、トイレの脇に…
ひ、え~~~!
普通に書いてあるけど、これって大問題だわ~と女子一人焦っておりました。
これは、ここの場所のトイレが使えないって事で、他に使えるトイレもあるのか?
確かめるすべもなく、ただただ、飲み物を控えとこうと肝に銘じて会場内へ歩を進めました。
そして…
あ… ああああ…!
武道館だぁ~
武道館…
小さぁ~
ドームに慣れていたからか、会場に一歩入った瞬間の「こじんまり感」は、少し大きめの体育館に来た感じ。
まあ、体育館なんだよね…実際…ははは!
ほんとにステージも近く感じたの。
ちょっと走ったら、すぐステージって感じ。
なんか、知り合いの大学の文化祭に来た感じ!
なんていうのかなあ。なんか空気がねえ、祭りっぽいの。
なんか… あったかいの。
あんなに並んで、こんなに待たされてるのに、なんか笑顔なの。
そして私の席は、日の丸のちょうど下あたり!
私のいでたちと言えば、武道館ティシャツがゲット出来なかった事や、あまりの暑さに「えええい!ロケンロールだぜ!」とばかりに、ポールのお顔のタンクトップ!
こんな格好なんですが、コンサート中には汗だくでした…ははは。
で、座席には、こんなものが…
おお。サプライズです。またもや、サプライズ演出 from ファン to Dear Paul!ですう!
しかも、一昨年の赤いサイリウムを取り出すのは、Yesterday の時に… という指定がありましたが、今回は、はめていれば、勝手に然るべき時に点灯する!とな!
つまり、私たちもいつ付くのか分らない!
ドキドキ!
興奮して、呟きたい衝動を抑えながら、あまりのステージとの距離感に、なんだか大胆にも走ってステージ近辺まで近づいたりして…
DJが終わると、時間はすでに7時過ぎ。
今までのドーム公演だと、ここから20分くらいのフィルムが始まるんだけど、そういうスクリーンの演出はない感じ。
ただ、音楽だけが流れて… うおおおおと言う声と共に、スタンド席でウエーブが始まった!
いいな!いいな!
アリーナもやりたいな!
「アリーナもやりたいなあ~」とちょっと声に出してみた。
そしたら「やりたいですよね~」って言って下さる方がいらして「やりたいですよね~ 誰かやらないかなあ。端の方から、わああ~~ってならないかなあ」と言うと「藤田さん、言って下さいよ~」
えええ、無理無理無理っ。
「でもやりたいよねえ」「ねえ」
ええええ、でもでもそういうの私、ムリムリムリ…
「やりたいよねええ~…」「藤田さんなら出来る!」「うんうん!」
ええええええ…
そ、そうですかぁ…
じゃ、じゃあ、あのどうしましょうか… 後ろから前にお願いしますか~?と、取りあえず後ろに走って「ウェーブ、やりませんか!お願いします!」って。でもダメね…説明が足りなかった…
で、席に戻って「ダメでしたね… ごめんなさい。」
「じゃここだけでもやってみますか…」
と、日の丸の下チームだけ、ちょこっとやってみました…
そしたら今度は、後ろの方から法被の男性が「やりましょうよ」っておっしゃるから「じゃ、一緒にお願いしに行ってもらっていいですか」と腕を掴んで前列に走って。
でも…
やっぱり言い方が下手くそで、うまくいかなくて… 空回りな私でした… 恥ずかしい…。
そしたら、法被の方が、ピカピカ光る応援グッズを下さいました!
御礼に、サイリウムのブレスレットを差し上げました。
なんか本当に皆、ワクワクな時間。
ドキドキは高まる!
つ、づ、く!
ぶうちゃんカレンダーをめくると、ポール・タオルと戯れるワンコ。
去ってしまった先月のメーンエベント(て言ってたよね、プロレス中継とかで)ポール・マッカートニーさんのコンサート。
最終日の武道館公演について続きを書きたいと思います。
はい、こちら、九段下駅から武道館に向って来て見えて来た玉葱。
武道館と言えば玉葱です。
まだ明るいですが、この時すでに午後6時。
開演は6時半の予定ですが、ドームでもいつも遅れて始まった事を考えたら丁度良いかな?くらいな余裕で到着しました。
いずれにせよ、武道館では、ちゃんとリハーサルするだろうなあと。
一昨年、公演をしたドームでさえ開演が遅れたのだから、武道館がオンタイムで始まるとは思えないぞ、と。
それにしても開場はもう始まっているとばかり思っていましたが…
まだ… で、ありました。
じゃ、並びましょう。っていうことで、最後尾看板を探すのですが、見当たらず、ともかく1階席、アリーナ等の看板を頼りに公園の中を進みます。
列が見えて来ました。が、細い遊歩道には、こちらへ向って人が並んでいます。
つまり、武道館に向って並んでいるのですが、その最後尾に並ぶ訳なですが、永遠とも思える長さの列であります。
もう途中で「ほんとに… ここで…? 良いのでしょうか」と自問自答。
並ばずに芝生で転がる方や、ベンチで夕飯を召し上がっている方等、これまた随分前から列が出来ていたんだろうなと想像させる景色です。
そうそう、トイレは絶対に混んでいるだろうなと思って、九段下駅で一回、入っておいた私。
朝の様子だと、立ちん坊での待ち時間は、意外と辛いと経験したので、なるべくリスクを回避しようと思って、トイレは先手を打ちましたっ。ふふ。
ていうか、コンサート中ならば、3時間半、立ちっぱなしでも何ともないのに、じっとしては30分でも辛い事が分りました。
何事も経験ですねえ。
やっと動き出した時には、もうすっかり夜の景色。
わあ、もう7時になっちゃうよ~
どこかで「ドームはあれだけど、武道館て、終わりの時間に厳しいらしいよ」
なんて声も聞こえてきて… え~~ 始まりが遅くなると、内容が短くなっちゃうとかって事なのかしら~とか、思いながらも「ん~ これだけ整然と並んでいるお客さんが入場しきらないうちには始められないよねえ…」とか心の中で呟く。
切符は…
ビートルズが49年前にコンサートをした時のデザインと同じデザイン。
しゃれてます。
本当に。
チケットに味がないというか個性がなくなって久しいですよね。
こんなに粋な計らいをして下さったキョードー東京さんに一礼!
で、更に入り口では、呼びかけとともに、こんな注意書きが。
自分で千切るの?
え?なんでなんで?
とも思いましたが、多分、切り方が雑で、貴重なチケットがダメになってしまってはいけないから、自分の好きなように丁寧に切り取ってね、っという意味だと思うのです。
チケットもぎりの場所にいる係の方も、頑に「あの、お客様ご自身で、お願いいたします!」と、絶対に触らない体勢。
でもね、なんか、半券が切れていると無効、とか言われたら恐いから、そうは言われても、なんとなぁくミシン目で折り曲げておいて、入り口の近くで、係の人に見えるように、ぴりぴりぴりっと切りました。
ふう。
なんだか、いちいちドキドキします。
ふふ。
入り口から入っても、更に列は続くのです。
途中、ビートルズの写真が飾ってあったりして、思わず皆、パシャパシャ。
もみくちゃの中、皆、どんな小さなものでも見逃すものか、という空気です。
開演時間も詳細が分らない上に、寄り道したら、なんか戻れなくなりそうなくらい人がごった返していて、とにかく、誰かの後ろに付いてゆかなくちゃって気持ちでした。
もうもう、ラッシュアワーみたいなロビーやら通路を、もじょもじょ動いて進むと、トイレの脇に…
ひ、え~~~!
普通に書いてあるけど、これって大問題だわ~と女子一人焦っておりました。
これは、ここの場所のトイレが使えないって事で、他に使えるトイレもあるのか?
確かめるすべもなく、ただただ、飲み物を控えとこうと肝に銘じて会場内へ歩を進めました。
そして…
あ… ああああ…!
武道館だぁ~
武道館…
小さぁ~
ドームに慣れていたからか、会場に一歩入った瞬間の「こじんまり感」は、少し大きめの体育館に来た感じ。
まあ、体育館なんだよね…実際…ははは!
ほんとにステージも近く感じたの。
ちょっと走ったら、すぐステージって感じ。
なんか、知り合いの大学の文化祭に来た感じ!
なんていうのかなあ。なんか空気がねえ、祭りっぽいの。
なんか… あったかいの。
あんなに並んで、こんなに待たされてるのに、なんか笑顔なの。
そして私の席は、日の丸のちょうど下あたり!
私のいでたちと言えば、武道館ティシャツがゲット出来なかった事や、あまりの暑さに「えええい!ロケンロールだぜ!」とばかりに、ポールのお顔のタンクトップ!
こんな格好なんですが、コンサート中には汗だくでした…ははは。
で、座席には、こんなものが…
おお。サプライズです。またもや、サプライズ演出 from ファン to Dear Paul!ですう!
しかも、一昨年の赤いサイリウムを取り出すのは、Yesterday の時に… という指定がありましたが、今回は、はめていれば、勝手に然るべき時に点灯する!とな!
つまり、私たちもいつ付くのか分らない!
ドキドキ!
興奮して、呟きたい衝動を抑えながら、あまりのステージとの距離感に、なんだか大胆にも走ってステージ近辺まで近づいたりして…
DJが終わると、時間はすでに7時過ぎ。
今までのドーム公演だと、ここから20分くらいのフィルムが始まるんだけど、そういうスクリーンの演出はない感じ。
ただ、音楽だけが流れて… うおおおおと言う声と共に、スタンド席でウエーブが始まった!
いいな!いいな!
アリーナもやりたいな!
「アリーナもやりたいなあ~」とちょっと声に出してみた。
そしたら「やりたいですよね~」って言って下さる方がいらして「やりたいですよね~ 誰かやらないかなあ。端の方から、わああ~~ってならないかなあ」と言うと「藤田さん、言って下さいよ~」
えええ、無理無理無理っ。
「でもやりたいよねえ」「ねえ」
ええええ、でもでもそういうの私、ムリムリムリ…
「やりたいよねええ~…」「藤田さんなら出来る!」「うんうん!」
ええええええ…
そ、そうですかぁ…
じゃ、じゃあ、あのどうしましょうか… 後ろから前にお願いしますか~?と、取りあえず後ろに走って「ウェーブ、やりませんか!お願いします!」って。でもダメね…説明が足りなかった…
で、席に戻って「ダメでしたね… ごめんなさい。」
「じゃここだけでもやってみますか…」
と、日の丸の下チームだけ、ちょこっとやってみました…
そしたら今度は、後ろの方から法被の男性が「やりましょうよ」っておっしゃるから「じゃ、一緒にお願いしに行ってもらっていいですか」と腕を掴んで前列に走って。
でも…
やっぱり言い方が下手くそで、うまくいかなくて… 空回りな私でした… 恥ずかしい…。
そしたら、法被の方が、ピカピカ光る応援グッズを下さいました!
御礼に、サイリウムのブレスレットを差し上げました。
なんか本当に皆、ワクワクな時間。
ドキドキは高まる!
つ、づ、く!