おはようございますっ。
だんだんと朝の冷え込みを感じる今日この頃です。


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さて22日、土曜日は、朝一番の新幹線やまびこで、郡山駅経由、南相馬市で、首都大学東京准教授の大谷浩樹先生と、先生の生徒さん、そして、協力または実験実施会社の皆さんと、除染実験をして来ました。

実験場所を提供して下さったのは、母校、玉川大学農学部卒業のSさん。


せんだって郡山にて行われた玉川学園、大学の福島支部同窓会でお目にかかった先輩のつてで、紹介して頂きました。


広いご自宅の敷地と、田畑、山林。

大谷先生の呼び掛けで集まって下さった業者や、関連企業の方々は、区画に区切って、それぞれのやり方で除染実験を開始。

土地に優しく、そして効果的な方法を試します。

写真は、株式会社EARTHの皆さん。

株式会社EARTH
http://www.earth-iri.com/
アメリカからの薬剤を使い、土地の表面を削って出る汚泥や放水除染によって発生する汚水の染量を下げる装置を開発しました。

汚泥と水に、ポリマーを入れ、かくはん。混ぜたら、土から放射性物質は水に移り、土は正常に。
水に混ざった放射性物質は、なんど汚泥を洗浄しても、土には戻りません。

放射性物質を含んだ汚水はフィルターを使って濾過。
汚水を垂れ流さない除染です。


それから「夢の砂」
北海道裕雅という会社が作っています。

株式会社北海道裕雅
http://www.yuga.co.jp/recycle/index.html


夢の砂は、ホタテの貝殻を砕いて、ある一定の温度で焼いたもの。

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この粉から、作ったアルカリ水が、除染に大活躍するはずなのです。

放射性物質が、染み込んだ葉っぱや、稲わらから、放射性物質を掻き出すことが出来るはず、なのです。

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ホタテの貝殻は、いわば廃棄物。それを再利用して除染が出来るなんて、夢のよう。


実験で良い結果が出れば、誰かの笑顔につながる。


作付けが出来ないと嘆く農家の皆さんや、伐採しかない、と憂いだ林業関係の皆さんや、子供の声が聞こえなくなったと沈む町に、本当の笑顔が戻るように…。


動きます。
例えそれが、蟻の足跡のように小さな小さな一歩でも、踏み出さなければ何も始まらないのです。


躓きや、反省もあると思います。

でも決めたのです。

私は、やりたい。
闇に沈んだ福島の心のどこか片隅に、頼りないかもしれないけれど、小さな灯りをともしたい。

蟻、振り向かないで進みます。

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111022-OYT1T00006.htm




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写真は、お世話なったSさんのお宅でお昼に頂いたおむすび。
おいしかった…
ありがとうございます。

You may know.
I know what I have to do!