夫の旅行ツアー取材に同行し、伊豆熱川へ行ってきました!

旅行久しぶり!なんせ東京23区から出たのすら久しぶりです。

 

雨宿りがわりに駅前の足湯でのんびりしたり

 

お湯かけ弁財天でご利益があるようお金を洗ったり。

雨が降ったり止んだりで観光はそこそこに。

 

そして、今回泊まったのはこちら、伊豆熱川ホテル「志なよし」。

夫セレクトで、選んだ理由は「ご飯が充実して美味しそうだったから」だそうです。

 

スタッフさんはとても親切で良い雰囲気なのですが、入ってみて、ん?どことなく暗い?古い?つーか昭和感がめちゃめちゃ漂う・・・

 

だけれども「できることは全部している、頑張っている!」感あり、こちらもオーケーなるほど!こういう雰囲気ね!と順応していくのでした。

 

では、お部屋ツアーといきましょう!

パッと見は間取りが広く良さげな和室。

 

床の間には枯山水のような空間もあり、かつてはお高いホテルだったことが伺えます。

障子や畳、座布団なども新調されてるし、テレビはSONYブラビア、お布団も羽毛だったりと、気持ち良い滞在ができるよう配慮さてれるんですよね。

 

海側の部屋で、大きな窓からは運が良ければ朝日が水平線からバッチリ見える絶好のロケーション。

 

一方、トイレや

 

お風呂の雰囲気は昭和!という感じでちょっと怖いです。

広いし、温泉出るんですけれどもねぇ〜!!

ネットによると、源泉の温度が約97度で部屋にその高温温泉をそのまま流すと通常の浴槽では濃度が強く、すぐに使い物にならなくなってしまうからタイル張りにしているそうです。

 

浴衣や歯ブラシ、タオル、フェイスタオル、ドライヤーも完備され、欲しいものは全てちゃんとあります。

 

お茶菓子もちゃんと用意されてましたよ~

これがあるから温泉宿って好き!

チェックイン時にお部屋で中居さんから一通りの説明があって、ここでも昭和を感じたのでした。

 

 

さて、お風呂です。空いてれば入れるという貸切風呂へ。

ちょうど空いていました。借りるときは、ドアにある札をひっくり返して内側から鍵をかければオーケー、なんて合理的!

 

貸切風呂は大きな桶樽に掛け流しのお湯がず〜っと出ているシンプルな作り。なるほど〜うまく考えましたね。

お湯質は良く気持ちいい~

 

扉を開ければ目の前は海!

たぶん屋上にうまいこと作ったのでしょう。屋上感は否めません。

貸切だとこういう入浴写真も撮れますね。^^

 

左隣には大きなホテルがあり、目隠しされてます。

この時は知らなかったけど、夜になってもお隣さんの電気がつかず、調べたら今年8月に閉業してました。寂しい・・・

 

夜6時半に部屋食!

わ〜!すごい豪華!こういうビュッフェじゃない料理、ホント久しぶり!

 

やっぱり東伊豆と言えば金目鯛!金目鯛のお寿司ですよ〜

備長マグロに甘海老、アジのお刺身も!

 

サーモンのカルパッチョに

 

鮑のグラタン

 

豚しゃぶ

 

金目鯛の味噌漬け!

 

ビールで乾杯!

 

わ~夫さんありがとう~!満面の笑み!

いつもハッピー夫さん。

 

これだけで終わらず、金目鯛姿煮にご飯

中居のおばあちゃんおすすめの梅ひじき!

ふのりの入ったお味噌汁が美味しかったです。

 

最後のデザートは杏仁豆腐

も〜お腹いっぱいすぎる〜たらふくいただきました。

食べ終わって、フロントへ電話して片してもらい、お布団も敷いてもらって。

 

お腹いっぱいではあるけれども、女性は夜しか入れないジャングル大岩風呂にも入りたい。

頑張って入ってきました。

 

こちらもどことなく、昭和レトロ感。でもお湯はあたたかで熱すぎず、くつろげました。

 

お風呂も入ってゆっくりくつろいでさて寝るか〜

と思って電気を消して眠るものの、全然眠れない。

もう私の自律神経は場所が変わると律儀にきっちり反応してくれるんですよね。

 

隣の部屋からの音とか、なんなら冷蔵庫の音とかもないのに、眠れず。

霊感は全くないのに、トイレやお風呂の雰囲気が怖くて変な妄想が浮かびそうになったり。

 

時間を確認しようにも、スマホは障子の向こうで充電してて障子を開けるのが怖い!

 

尿意で仕方なくトイレは何度か行くのだけど、床の一部を踏むとキィーとなってこれまた怖いのです・・・なんていうか、ドリフのお化けコントのような雰囲気というか・・・

 

結局ほとんど眠れなかったような、夢ばかりを見て一夜を過ごしました。

 

翌朝6時。

雨が続いてた昨日と打って変わって少し青空が!今日は晴れそうな予感。

 

女性は午前中しか入れない庭園風呂&温泉蒸し風呂へ。

一人のみ入れる露天風呂から池で泳いでる鯉が可愛らしくて癒しでした。

 

お風呂へ行っている間、布団はすっかり片付けられて朝食タイム。

朝も豪華!

 

干物の味がギュッと凝縮され美味しかったです。

 

チェックアウト後近くを散歩。

休日だったからか、サーファーが結構泳いでいるのが印象的。オリンピックで見たサーフィンがどんだけ凄くて並外れてるかよく分かりました。

 

ちょっと歩いただけで、ゴースト化してるホテルがあり、そっかあ〜こういうところにやっぱ不況っていうか、衰退が表面化されるよなぁと。

 

夫さんによると、コロナ禍で大打撃ももちろんだけど、従業員不足というのも大きな問題なんだそうです。

 

確かに、付いた中居さんも母親くらい、もしくはそれ以上の感じはあったなぁ・・・

自分の母親ほどの方が現役で働いてるのを目の当たりにすると、自分にもまだできることはあるかもしれないと思うのでした。

 

伊豆熱川ホテル「志なよし」感想まとめ

・まず建物古い、が大前提

・それ以外はパーフェクト過ぎる

・古き良き旅館システムが平気な人にはおすすめ

・夕食も朝食も美味しい、充実

 

気になる点

・部屋では自分のタイミングで自由にしたい人には不向き

・部屋にWi-Fiはない

・中居さんとコミュニケーションが面倒な人には向かない

・古い建物が苦手な人、神経質な人は眠れない等リスクも

 

古いからなんだ!怖いと思うなんてバカげてる!と分かっていても、ダメなもんはダメなんですよね。神経質な方には厳しいかも。

 

後日夫さんに「古くて夜トイレが怖かったし、怖くて変な妄想が浮かんで余計眠れなかった」と伝えると「そうなの!?(驚)どの辺が???」と怖いと思ってたこと自体に驚かれたので、受け取り方はホント人それぞれなんですよね〜夫婦でこの差ですから。

 

送迎もしていただいて、至れり尽くせりなので、昭和レトロ全然平気!という人は是非!と思います。

 

休日泊ということもあって、お値段はそれなりにしたようです。

それを踏まえると、う~んちょっと・・・という気もするのですが、お得なプランでお泊まりできるなら、アリだと思います。