今日、1人の青年の事を思い出しました。
過去記事にも書きましたが、昨年の夏、石巻市に行った時に立ち寄った場所。
水辺の復興・未来館。
中では、東日本大震災時の津波の被害の写真パネルや資料、現在の復興状況の資料などが展示してありました。
職員の方から、当時の話をうかがっているうちに、当時の自分の記憶とオーバーラップしてしまったのもあり…言葉につまりました。
その時、側でもう1人の青年が話を聞いていました。
私が職員の方と話し終わり、その場を離れる時、その青年が職員の方と話し始めました。
「神戸から来たんです」
「阪神淡路大震災の年に生まれたんです。」
そして、津波被害を写したパネル写真を、じっと見つめていました。
あの時、彼はどんな事を感じていたのでしょう。
あの日から、25年。
忘れずに、心寄せること。
今に感謝して生きること。
あの日から、
そしてこれからも。