自分は、幼少期の頃に親からいつも内弁慶って言われてました。
家の中では超ハイになって大はしゃぎしてるのに、一歩外に出るとまるで借りてきた猫と形容されるように一言も発する事が出来なくなってしまうからです。
ただ、内弁慶といっても特に反抗してる訳ではありません。そもそも自分には反抗期がありませんでしたので。
ただ、子供心にも親に内弁慶と言われるのは非常に恥ずかしかったですね。
サラリーマンの頃は、奥さんに「ホントに惜しいネ。」とよく言われてました。
曰く、外でも家の中と同じようにしていれば、ブレイク出来るのにという意味だそうです。
しかし、いくらそう言われてもどうしようもありませんね。
他人の前に出ると自分の心の中で、本能的に鉄壁のガードを築いてしまいます。
顔だけは愛想笑いのフリをしても、口から出る言葉は「エエ」とか「ハイ」若しくは「トンデモゴザイマセン」的なお約束フレーズ以外一切出てきません。
本当は、気の利いた事の一つも言いたいという思いも無くはないのですが、それで生半可に打ち解けた日には、次回から同じグレードのテンションを維持しなくてはならなくなるので、もっと大変です。
我々にとって職場や学校などの人間関係が一番ハードなのはそこにあります。
中途半端に永続的な関係性ほど厄介なものはありません。
しかも職場や学校という本質的には敵同士の間柄なれば尚更です。
職場の同僚も学校の同級生も、相手の没落が自分の上昇に直結する相対評価が基本の場です。
多くの人は子供の頃から、クラス内での最弱者を生贄としてイジメのターゲットに捧げる事が生き残りの基本戦略となってる事を身に染みて思い知らされて来ています。
そして、それは大人になってからも職場内虐め、ママ友虐め、町内会虐め、老人ホーム内虐め等、人間集団における最も厭らしい部分として必ず付き纏っています。
故に、自分は集団を最も忌避してしまうのです。
いくら外面が良くても家族どうしの仲が悪い位なら、例え世間から見て変人一家と思われても家族内だけは仲が良い方が遥かに素晴らしいと自分は思いますけどね。
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