統一地方選挙(前半戦)3日目。
よく聞く話しを紹介する。
「A党は嫌いだけど、誰だれにお願いされたから、A党公認候補の〇〇に入れるよ」
とかいう話をよく聞くことがある。
その考え、一度、待ってほしい。
皆さんは国政政党を支えている骨格は、政党所属の地方議員であることを知る必要があります。
市町村議員が県議会議員選挙では集票と選挙支援に走り、候補者を支えます。
市町村議員と県議会議員は国会議員の選挙で集票に走り、選挙支援をします。
その逆も然り。
地方議員⇄国会議員⇄政党
こうした持ちつ持たれつの関係で成り立っているのが政党選挙です。
A党が嫌いなのに、A党の地方議員を応援している ≒ 嫌いなA党を応援している矛盾。
結果として、あなたの嫌いなA党を、あなた自身が支える1つの力になっているわけです。
選挙の際には、投票する候補者のHPや所属先などに目を通すことをお勧めします。
少なくとも、嫌いな政党に所属している候補者には、お願いされても票を入れないことがあなたの意思表示なのではないかとも思います。
私のような無所属議員はこうした政党特有の、しがらみ、貸し借りの関係、などないのですが、その分、選挙が大変でもあります。
地方議員こそ「寄らば大樹の陰」の精神ではなく、「鶏口となるも牛後となるなかれ」でいたいものですし、
少なくともそうした精神を持った政党を選びたいものです。