6つ目!(๑˃̵ᴗ˂̵)و ̑̑ | 坪井智哉オフィシャルブログ「TSUBOCHIKA SPIRITS」Powered by Ameba

6つ目!(๑˃̵ᴗ˂̵)و ̑̑


Q6:リハビリ時のモチベーションの維持方法を教えてください。(高校2年、野球歴9年、内野手)

A:リハビリ中にモチベーションを保つのは非常に難しいことです。同じリハビリでも、骨折などで「全治○週間」と完治の時期がある程度明確なものだと、そこまで気持ちは焦らないと思います。大変なのは、先が見えないときです。僕は阪神タイガースでの5年目に足を怪我しましたが、そのときは病院の先生に「野球ができなくなるかもしれません」とまで言われて、かなり落ち込みました。

 リハビリをしているとまわりは励ましてくれますが、正直なところ、励みになるものなどありません。球場に行けばほかの選手ははつらつとプレーしているし、テレビをつければ試合をやっている。僕はそれをできるだけ見ないようにしていました。この苦しみは、経験した人にしかわからないものだと思います。

 僕がリハビリのときに気をつけていたことは二つ。一つは、自分が今まで以上に元気にプレーすることを強くイメージすること。このイメージを持ち続けられない人は、きっと途中で気持ちが折れてやめてしまうのだと思います。

もう一つは、少し調子がよくなっても焦らないこと。リハビリは絶対に焦ってはいけません。一歩ずつ階段をあがっているのに、調子がいいからといって一段飛ばししてしまうと、あとから二段分、三段分ガタガタと落ちることになります。僕が試合を観なかったのは、もどかしくなってついペースをあげてしまいそうになるからです。

どれだけ我慢できるか。やりたい気持ちをいかに抑えるか。本当に葛藤の日々でした。リハビリを経験して人として成長できたという話も聞きますが、野球選手として経験しないにこしたことはありません。将来のあるみなさんには、ぜひ怪我をしない体を追求してほしいと思います。

 

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ほなまたね👋