音楽を通して心を癒し アーティストを応援するミュージックオーガナイザー 
尋木智美です



今日は
ファリャのバレエ音楽「三角帽子」が
ロシア・バレエ団により初演された日です (1919.7.22)

スペインの作曲家マニュエル・デ・ファリャ(1876~1946)の作品の中で
最も名高いバレエ音楽「三角帽子」は、バレエのために書かれた作品ですが
スペインの地方色を取り込んだ色彩感や
洗練されたオーケストレーションによって
オーケストラ・コンサートでもよく演奏される曲となっています。

初演は大成功に終わりましたが
彼は「母、危篤」との電報を初演当日に受け取ったため
やっとこぎつけた初演に立ち会えなかったそうです。







一昨日からの続きです…No.1 
http://ameblo.jp/tomo7770006/

No.2
http://ameblo.jp/tomo7770006/



 


それから美希は20歳になり5年間の月日がたったのです。
今でも5年前の事を思い出すと涙が出てきます。

美希はちゃんと、アリアと約束した
教師になる事を守っていたのです。

その時、階段をだれかが上ってくる音がしました。
だれかと思って見てみると

「ワー、コノガッコウハ、ヒロイナー。
キョウシニナルノ、ユメダッタンダヨナー。」

という声が聞こえました。

美希はすぐ思い出しました。
アリアの声です。
美希はアリアの姿があらわれると、アリアに抱きつきました。
そして
「アリア、会いたかったよー。」と言いました。

でもアリアは
「ゴメンナサイ。ダレカワカラナインダケド
ドナタデスカ?」

美希は完全に治ってはなかったのだなと思い
「アリアさん、私と公園に来てください。
なつかしい所があるんですよ。」

「ナツカシイトコロ?ワカラナイケド
イッショニイキマショウ。」

二人は公園に行きました。
満開の桜が咲いていて、風が気持ちいいです。

二人は桜の木の下に行き、穴をほりだしました。
ほり続けると、小さなビンが見つかりました。

二人は、取り出してビンをあけて1枚の紙を出し
アリアに渡しました。

アリアは読むなり涙を浮かべハッという顔をしました。

「コレハ、ナツカシイ。キオクガヨミガエッタ。
ミキ、ミキ、アナタハミキデスネ。」

美希は小さくうなずきました。

そして
「ミキ、キオクヲトリモドシテクレテ、アリガトウ。
コレカラモ、ダイノナカヨシダネ。」

そして二人はだき合いました。

なつかしいアリアの香りがします。

「アリガトウ。」



 


以上…となります…。


ちょっと…文章に無理があったりもしますが…
11歳の子どもが書いた物語としては面白いかな…

読ませてくれた時には
本当にビックリしました

いつの間にか…
こんな文章を書けるように成長していたんだな…と

嬉しい瞬間だったのを思い出しました




この様に…時々…
自分の身の回りのオーガナイズをしてみると…
思いがけない『思い出』と出会う瞬間があったりします

自分を振り返る良い機会になったりもします。



最後までお読みいただき…本当にありがとうございました<m(__)m>







T MUSIC STUDIO では
随時、体験レッスンしております

ただ今、HPリニューアル中につき
ご迷惑をおかけしております…
お問い合わせ等は
アメブロのメッセージにお願い致します<m(__)m>