音楽を通して心を癒し アーティストを応援するミュージックオーガナイザー 
尋木智美です


今日は
現代ドイツの作曲家であり音楽教育の分野でも広く知られている
カルル・オルフの誕生日です(1895.7.10)

最近ではコマーシャルを初めとしてテレビ番組で耳にするようになった
「カルミナ・ブラーナ」の作曲者です。

また、1924年にはドロテー・ギュンターと組んで
<ギュンター・シューレー>という体育・舞踊・音楽の総合教育に関わり
そこで、戦後の日本にももたらされた<オルフ・システム>として教則本などを編集したり
<オルフ楽器>といった学校での音楽教育用楽器を創り出したりしています。






ピティナコンペティション地区予選の最後を締めくくるのは…
昨年初めて参加し大泣きの結果に終わったNちゃん


2年前
ステージ自体初めての経験だった年長さんの時…
Nちゃんは
ステージに上がることが初めてで怖かったのか…
いつもの1.5倍位のスピードで演奏し…
逃げるようにステージを後にしました…

「早く終わりたかった…」ただそれだけ…
その思いで、いつもより速いテンポで
さっさと終わらせて逃げ帰った…というわけです

私もビックリ
ご家族もビックリ

まぁ、良く止まらず弾けたね…と
変な感心をしながら終わった2年前の夏



それから2年後
今年のリトルスプリングコンサートでは…
カッコいいけれど、ちょっとリズムが難しい曲に
挑戦させようと楽譜を見せると急に暗い顔に…

「こんなの私が弾けるようになるの…?」

そうなんです…。
Nちゃん、かなりの心配性…

だから自分で納得して確実に出来る!と
思うまで時間がかかり…
不安な気持ちから、涙する日も多いのです。

でも
ものすごく音楽性が豊かな生徒さんなのです


そして今回のコンクール
「今年は2年生になったし
A1級でもお姉さんの方だから大丈夫

昨年、予選通過できなかっただけに
不安だったみたいで…

そうやって励ましてきました…。


出来ない…と涙を流す
私の質問に答えられないと
分からない…と言っては涙を流す

でも
その心配性も時間が経つと…

課題曲は練習期間が長いので…
慣れてくると…「あれ?あの時の涙は???」と思うほど
全く練習しなくなってしまう…
そんなNちゃん

あの手この手で練習作戦を考え
何とか「音色」や「フレーズ」に興味を持たせ…

「きれいな曲になってきたね~
と自分でも違いに気付くようになったNちゃん

でも…やはり慣れてくると
耳を使わずパッと弾いて、ハイ!終わり!みたいな演奏に…

ものすごく良い音を出したかと思えば
本当に同一人物 と思うほど無味乾燥な音を出す…
0か100位、別人のような演奏をするNちゃん

そんなことの繰り返しで迎えた地区予選当日

今回は私は会場に着いて行けなかったので…
ちょっと不安が…

見事的中…
心配性が始まったNちゃんからの電話

「この曲のテンポって…どれくらいで弾くんだっけ…

「え゛~ さっきまでレッスンして確認したじゃない…」
と言うと…
「分からなくなったの… 」という答え




それが…
蓋を開けてみれば…

「フレーズのとり方を良く分かっている」とか
「レガートが上手」とか
「力強い音も美しい」…等々
誉め言葉オンパレードの高得点での予選通過となりました

またまた今年も
私もビックリ 
ご家族もビックリ


あんなに泣いていたNちゃん
「またたくさん頑張ります 」と言ってましたが…
この頑張りはいつまで続くのかな…

本当に面白い音楽性豊かなNちゃんです






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