出産話③ | 小さなハート〜天使になった息子と地上の娘〜

小さなハート〜天使になった息子と地上の娘〜

先天性心疾患(左室型単心室・大動脈縮窄・完全大血管転位)をもって生まれた息子。病気と闘う姿は勇敢で誰よりも頑張り屋さんでしたが、2014.12月天国に旅立っていきました。精一杯生きた命、生きた証を残しています。天使ママとなり、2人目育児に奮闘中です。

陣痛の波がすごく短くなって、しょっちゅうやってくる中、分娩台で少し待たされる。
長時間トイレにも行けてなかったので、初めて導尿されちゃいました

もういきみたくて仕方ない‼︎ (;°皿°)
早く~~‼︎‼︎

その間に点滴されたけど、ジッと出来なくてかなり押さえつけられた気が
もうすっごい限界でした

先生や助産師さん達がゾロゾロと集まってきてスタンバイ。

やっといきめる‼︎

左側に助産師さん、右側に旦那が付き添って声かけしてくれました。
前にいる先生や、助産師さんの誘導でいきみ開始も、タイミングが難しい。
何が何だか精一杯すぎて
旦那が「上手にいきめてるって言ってくれてるからその調子!」
と言って、踏ん張る時に助産師さんと一緒に両側から持ち支えてくれる。

5回くらいいきんだところで赤ちゃん出てきました。

最終的に取り上げてくれたのは、いつも検診で診てくれてたK先生。

赤ちゃんは出てきた瞬間、弱く泣いたけど、そのあとは泣かず、横に設置されてた救急用ベビーベッドに寝かされ吸引などの処置を受けてる。
小児科の先生がいてたので、体制バッチリでした。

心配で赤ちゃんばかりに目をやっていたけど、3分位経ってからまた泣き出したのでひとまず安心。

胎盤摘出やら後処置を受けてる最中に(これもなんだかんだで痛かった)、赤ちゃんとご対面させてくれました。
無事に生まれてきてくれて本当に嬉しかった

すぐに、分娩室から赤ちゃんは連れて行かれちゃったけど、ここはもう先生にお任せするしかないので。。。

今回の担当医と研修医(?)が会陰切開部を縫合。
これがまた痛かった
麻酔の効いてるところはいいけど、あんまり効いてないところはとにかく痛い
しかも教えながら縫ってるから、長いし!
思わず「まだですか⁈」って聞いてしまった
「あと外側で終わるよ」って、結局縫合と後処置で1時間以上かかりました

K先生が再びやってきて、通り過ぎる際に「ちょっとお腹触るね~」と。
触られた瞬間「痛~!」って言うと、
「痛いやろね~」と微笑みながら去って行っちゃいました

おーい!なんだそれはー!
触るだけ触って放ったらかしかいっ!

処置が終わって先生達が去った後、助産師さんが身体を拭いてくれました。
そして再び導尿。

スタッフの皆さんが去った後、旦那が入ってきて1時間ほど休憩。

「看護学生2人とスタッフで11人もおって凄くなかった?俺ここにおっていいんかな?と思ったわ」と旦那。
確かに凄く人が居てたな。
もうその時はそれどころじゃなかったし
医者だけで5人って凄いよな~と後から思いました


つづく。