日曜日
桜も散ったし、ＧＷ前だし、雨だし、人も少ないはずと、朝から嵐山に行ってきました
前リュックにゃん出動
嵯峨嵐山文華館
君があまりにも綺麗すぎて～福田コレクションの美人画～
今回、福田美術館との共催展覧会です
第１会場は嵯峨嵐山文華館
まずは、日本における美人画のルーツとなる浮世絵から
長陽堂安知「立美人図」
これはどすこい系美人として、何度か紹介したことありますよね
ふくよかでどっしりとした立ち姿が、強そうで貫禄あって良い
葛飾北斎「砧美人図」
葛飾北斎の肉筆浮世絵
北斎の特徴である震えるような輪郭線がはっきりわかりますね
震えるというか、ガタガタというか‥こんな描き方する人、珍しかっただろうなぁ
東燕斎寛志「雪中美人図」
真冬ではなく、寒の戻りの春の嵐を描いたみたいです
時代劇のワンシーンを切り取ったような作品だな
祇園井特「京妓美人図」
美人画の首絵です
この人、作品とエピソードにインパクトあり過ぎて、前に１度で覚えた人だ
ここまで、見覚えある作品ばかり‥と気付いた人もいるでしょうか
コレクション展なので、よくあることですね（笑）
⾕⼝⾹嶠「白鷺の精」
大正時代の版画です
版木もいくつか展示されてました
版木が抽象画に見える‥
名前が残るのは絵師で、儲かるのは版元なんだろうな
２階へ
東京画壇の美人画を代表する、鏑木清方はいつものように、写真NGでした
そして、清方の弟子・伊東深水（朝丘雪路の父）は、写真はOKだけどSNSへの投稿はNGというモヤモヤする扱い
京都画壇を代表する美人画の名手・上村松園「静御前」
妹弟子の池田蕉園「春の日」
大阪画壇の美人画といえば
北野恒富「美人」
北野恒富の弟子・小田富弥「秋宵」
今回、嵯峨嵐山文華館のチラシに使われている作品です
こんな作品もありました
これ、美人画と言うのかな（笑）
深田直城「幽霊」
この人も大阪画壇ですねー
上村松園「雪女」
相変わらず空いてる嵯峨嵐山文華館
雨が強くなってきたので、美術館のカフェで早めのランチ
テラス席
雨の音を聞きながら、美味しく完食しました
７/１まで、続きは福田美術館へ
最近、更新＆訪問がスローペースになってます
確定申告が終わり、新年度がスタートしてるのに、積み上がってく仕事量
体調不良者も出たりさぁ‥来月入院する人もいるんだよね
私は疲れてるけど、元気です
みなさんも自分を第一に、手を抜きつつのんびりお過ごしください