いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます
最近よく、若い人達が職場を離れていきます。転職する人、独立する人、ただ辞めたい人、様々ですが、職場にも問題があるはず…そう思って、ずーっと原因を考えていました。
なぜなら、一度は夢や希望を持ってその道に入ってきたのだから。もちろん、現実は良いことばかりではないし、そのウラの部分を知るのはみんな同じ、必要なことだと思います。そして、甘くはないな…と学んでいきます。私もそうでした。
もちろん、仕事を辞めるのは悪いことではないと思います。やってみて『あ、違ったなー』なんてことは誰にでもあると思います。若いときはアレコレと模索している最中かと思うので、転々とする人もいると思います。
職場への不満は少なからずみんなあると思います。若い人達は忍耐力が無いとか、精神的に弱いとか、私自身もそういうもの足りなさを感じることもしばしばあります。
だけど、仕事を辞めてしまうのは、若い人達だけの問題なのかな…？！と思います。
自分達が若い時に通ってきた道、厳しさや理不尽さをそのまま、〝当たり前″という感覚で若い後輩達に押しつけるのではなく、後輩達に合わせていく必要がある…。
そうして、先輩達は〝かなり″氣を遣い、優しくなり、自分達の当たり前の常識を押し付けずに歩み寄っているなぁ…と感じていました。
でも、何か足りない…。何だろう？！
様子を見ていると離れていく人達は、『辞めようかな…どうしようかな…』と考え迷っている時間がある。
そうした時に、心の声をきいてもらえたり、一緒に笑えたり（上辺だけでなく）、励まし合える先輩や仲間がいるのかなぁ…と感じます。
精神論を語るだけでなく、相手の声をきいて真っ直ぐ自分のことのように考えてくれる先輩がいたら。
『やっぱり、もう少し続けてみようかな…』
『いろいろあるけど悪くないな…』
と思えるんじゃないかなぁ。。。。
感じたのは、先輩達は〝優しくなった″のではなく、〝放棄するようになった″のではないか？！ということ。
きっとどうやって伝えたらいいのかわからない…というのが本音なのでは？とも思います。
職場では教えたり、伝えていかないといけないことがたくさんある…だけど、〝ただ言い方を変えれば良い″という単純なものではないと感じます。
「ここの人達は、何回言っても、注意しても無理‼︎だから、もう何も言わない…期待してない」という言葉を聞いたことがあります。（先輩側の言葉）
こうやって、あっけなく放棄されてきたのでは？！
人は言葉ではなく、行動や言動、その人そのものを見ていると感じます。だから、言葉と行動が矛盾していて、『チャンチャラおかしいわ』なんて判断されただけなんじゃ？！と個人的には思いました。
それから、ここ数年でYouTuberという新しい仕事が確立しましたよね。
この事から考えると、若い人達は何より〝楽しむ″ということを大切にするのではないかなぁ…と思います。
そうして職場を見てみると〝楽しむ″ということをとても遠く感じました。
何より、〝キラキラしている人がいない″。
楽しんでいる、人の心の中から溢れでるものを感じないのです。
人間なので、キレイなところばかりではないけど、
『なんだかんだ言ってもあの人楽しそう』、
『あの人みたいになりたい』、
そういう魅力を感じる人が少ないのではないかなぁ…と感じます。
もちろん、楽しむというのは自分で見つけていくものでもありますが。
何が言いたいかというと、何か問題があるとき、〝相手ではなく自分自身を見つめることが大切で、答えは自分の中にある″そう思います。
原因を相手の中に見つけようとしたり、相手を変えようとしているうちは、苦しい…。
今回は、自分の職場のことを客観的に見つめながら、書かせていただきました。
私自身も、自分はどうかな？！というと、ネガティブな発言が多かったように思います。自分ではジョークのつもりであっても、相手には（特に若い人達）ただの愚痴でしかなかったのではないか？と振り返って、改善しようと思いました。
働き方が変わってきたり、若い人達とは価値観や考え方、経験してきたものがまるで違う…。
だけどこれからは、バトンが若い人達に渡されていくのも事実です。
変換期というのでしょうか？！
苦労されている先輩方は多いかと思います。
だけど、きっとどの時代の先輩方も「今の若い人達は…」と嘆いていたのだろうとも思います。
若い人達には、自分達にはない魅力があると思います。それぞれの良さを合わせられたら最高…。
それには、言葉ではなく、私達が謙虚になる姿を見せていくのが一歩かと思います。
「間違えてたかも〜」なんて言えたら最高かと✨
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
世界が平和になりますように