ELOVE HOUSE 04:『卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。』の考察【口永良部島】 | 島暮らし大学生【口永良部島】

島暮らし大学生【口永良部島】

慶応大学を1年間休学。鹿児島、屋久島の隣にある離島「口永良部島」で一人暮らしをしていた22歳の奮闘記。

夏だ!!!虫だ!!!虫がうまれている!!!
完全に夏だ!!油断できない!!
とぅーもーろあいだあいー

真之介です。
「ゴーストライターしてねえで書けよ。」byゆうた(後輩)の言葉をうけ、ブログを書きます。
ゆうたが帰る一日前に、1人友達がきて、1泊だけ3人になりました。
いよいよほんとにこの前田集落の家がシェアハウスみたいになっていて楽しい。



しかも新しくきたまこっちゃんは、前橋工科大学の3年生。
【2013アイランダーin池袋にいた大学生】LINEグループの飲み会で2時間話して、
「えらぶ来なよ、かもんえらぶ、we are the world 、しぇいしぇい」などなど言い続けたら
即来てくれる事に。
島好き。

これが島好きか、というような学生にはじめてあいました刺激をうけましたが、それはさておき
夜な夜な「大学」ってなんだの話をしました。

僕が大学に入っていきなり研究会に入って、そのときの3番目ぐらいのsfcsfsの課題が、
【卒業式を中止した立教新座高校3年生諸君へ。】
の感想でした。
当時全然意味が分かんなくて、でもサークルのP先輩とかが
涙を禁じ得なかったっていってるのをみてちょいちょい気になってはいた。

震災の3年目という事でひさしぶりにツイッターでこの記事を発見して、いまよんでみると
ぬあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
って言う感じになったので、島来ちゃう系男子の2人にも投げかけてみました。

しかも案の定宅急便配達の帰りの夜景があまりにもきれいすぎて大爆笑した日にこの記事を見て
もはやこの記事と僕の関連性がメタファーを超越している事にぞくぞくした。

とりあえず読んでみてください。絶対読んでください。
http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/








読み終わりましたか。

まこっちゃんは前に飲んだときに、「島と関わる仕事をしたい。」って言っていたしかなり地に足着いていたので
気になってた。
「大学」って何をするところか?
「決めるところ。」by 松本一希2014.3.23
いやそうだよなー。決めるところ。
人生を決めていくことってたぶんそれが人生だからすごく壮大なんだけど、でもやっぱり
そろそろきめていかなきゃいけないとなったときに、焦ったりなんか悩んだり。
でもただ、少なからず自分は大学生という選択肢をえらんでいるわけであって、その大学生をどれくらいフルに活用できているのか
は考えどころ。
大学生のあり方も常に変わっていくけれど、ただ、この

「今日、ひとりで海をみてきたよ。」

これが成立するのは本当に豊かな事だと思った。
海を見に行く事自体はできるかもしれないけれど、

「今日、ひとりで海をみてきたよ。」

この発言が成立する状況ってほんとに、ほんとに、あれだわ。

何にも考えずにsfcを目指して、合格して、春休みにえらぶにいって、大学ってなんだ!!!と衝撃をうけて、
しかも大学を休学するってなんのこっちゃ。
でも「休学」っていうのは「通学」あっての休学であって、当然学生ならではの行動。
休学できるって言うのはやっぱり一つの海を見に行く手段だったのかな。

ていうか、比喩でも何でもなく、山から海に沈む夕日をみて、おなかいっぱいになってる生活をしている。

僕は不器用だから大学に通いながらなかなか海をみれなかったのかも。いやでも海をみてるのかも。
人生なんてどうにでもなるのに、なんで働こうとするかな、なんだ早々と予定を埋めようとするかな。なんで海を見に行かないかな。
みんな何をしに大学に来たんだろうか。

海を見に行ってから、勉強した方が頭に入るから、海を見に行く時間があるのに。

自分探しをしているわけでもないし、めちゃめちゃ毎日難しい課題を生活レベルからつきつけられているこの生活は、
すごく【海をみること】そのものと、【学業】が表裏一体をなしていて、
冨永としてはそれがすごくSFCっぽいとおもっている。SFCは最高の大学だと思っている。

だから今を最大限に!


p.s.
「大概なんでもうまくいっちゃう」みたいな悩みをもってるひとって実は野望が大きいようで小さい。
「1000万稼ぐ」とか「塾長賞とる」とか成果主義的にみたら、大概うまくいってるわけでもないとおもう。