バイオプシー当日は、とても緊張しました。
超音波の結果では、胸の表面から３cm内部に入ったところにしこりがあったので、そんな深さまで針が入ると思うと、失神しそうでした。
バイオプシーは、超音波の技師の方が超音波でしこりの場所を特定しながら、放射線科のY先生が針を刺すというものでした。
Y先生
『針を刺すにあたって、表面に麻酔、さらに内部に麻酔。細胞をとるときは電動歯ブラシのような音がしますよ。その後、しこりがあった位置に極小のマーカーを入れます。生検の結果、しこりががん性のものであった場合、外科医がそのマーカーを目印にガン細胞を切り取ることができるようにです。しこりが良性だった場合は、体にそのまま残っても大丈夫なくらい小さいものです。』
もう、ここまでくると、やるしかないのです。
実際には、最初の麻酔がチクっとした以外、本当に痛みはありませんでした。
施術時間も多分全部で１５分くらい。麻酔を二回すると言ったけど、
『いつ二回目の麻酔をするんだろう？』と思っているうちに、
Y先生に
『はい、これから組織をとるから、電動歯ブラシみたいな音するよー』と言われて、確かに電動歯ブラシのような音がしてから、すぐに『はい、これでおしまい』と。
麻酔の経験は、歯医者さんくらいしかないのだけど、歯医者さんだと麻酔が効くまでに時間をおいて、足りなくなったらさらに麻酔を追加してもらうって感じだったと記憶しているんだけど、バイオプシーでの麻酔はすぐに効いた。良かった！
それから、マンモグラフィでマーカーが所定の位置に入っているかを確認しました。麻酔が効いているので、いままでで一番痛くないマンモグラフィでした。
バイオプシーのあとは、テープを３枚。そのうえにガーゼ。３日間は水につからない（お風呂にはいらない）ように言われました。ガーゼはその日に外してシャワー可能。。テープは３日間つけたままとのことでした。
ちなみに、バイオプシーを実施した場所は、うす暗いウルトラサウンドの部屋で、手術室的なものを想像していたので逆にびっくりしました。
検査結果が数日中に、主治医に送られます。丁度、主治医に会うアポイントメントがあったので、その時に結果が聞けます。
その後、痛み自体はタイレノールでしのげる程度。針が入ったことを想像したりすると、痛みが出てくる気がしました。
なるべく傷も見ないようにしていました。テープがはずれた後にみてみると、本当に小さな点が残っていました。虫に刺されたくらいの小ささです。
タイレノールが切れて、痛み出したら嫌なので、３日間くらいは、定期的にタイレノールを飲んでいました。その後は全く痛みはありませんでした。