事件は労働問題に端を発したのか、そうではなかったのかが判りません。なぜなら、加藤智大はそこでも加害者でした。


 職場で一緒だった友人の証言を元とした記事からの引用です。
《 加藤はいきなり高齢の警備員の胸倉をつかむと、柔道の足払いの要領で全体重をかけ、彼を頭からアスファルトに叩きつけたという。
 「瞬間でいっちゃったから、もう止めようがないんです。ヤバい音がして、あっ、完全に首と頭やったなって」
 あまりの出来事に一同絶句し、時が止まったかのように場が静まった。その中で、加藤は一人クルリと振り返ると、満面の笑みを浮かべて、「大友さん! ちゃんと注意してやりましたから!」と言ったという。

 「本当に映画で見る猟奇殺人犯のような笑みっていうか、不気味な笑顔。『ちゃんとやったからこれで大丈夫です』みたいな。みんなができないことを俺がやってやったという感じで」
 怒りが抑えられないのも問題だが、さらに加藤は、その暴力を「みんなのために」「良いこと」だとまったく疑うことなくやったのだ。この認知のゆがみは相当なものだろう。》
 出典:「秋葉原で無差別殺傷した死刑囚の元同僚です」大友秀逸さんがそう名乗ってツイッターを続ける理由  2022/06/06 | 文春オンライン 


 とりあえずは、以上です。


 では、余談を始めます。

今シーズンの注目ドラマ

 3話まで観たところ非常に面白いです。


 松本若菜さんが毎回まータイヘンなことになられて、とってもよいです。

《 第3話では、有能で美人だと社内でもうわさになり始めた密が、ランニングが日課の社長・若月勇(前川泰之さん)に偶然を装って近付く。若月がサッカー選手として活躍した当時、若月のファンクラブに入っていたと語った密は、若月とホテルへ行くことになり……。
 終盤では、若月が朝からホテルに行って、六本木でランチをして買い物をしていたことが、若月の妻にバレてしまい、怒らせてしまう展開に。そんな二人の様子を盗聴していた密は、「ふふふ、すてきな奧さん」と微笑むのだった。》

 ぞっとするような復讐でしたよ。印象的な台詞がありました、『 ”オレの経験” でしかものを言えない。あんな想像力のない人間が組織のトップにいるから人が死ぬことになる』(※注: メモをとったわけではないので不正確かも知れませんが、意味は合っていると思います)。
 なお、薄い人格の社長のモデルって本田圭佑だと思います。
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