そりゃ、そうだろうと思います。開催が支持されていなかったんだから当然の事ですよ。
《 驚くほど客が入っていない!》
《 ひどいのは「0人」という劇場もあった。》

 作品の価値と動員数は比例するわけじゃなくて、反比例することのほうが多いくらいだと思います。 けれど、公共事業の一環が民意を得ていないんだからダメでしょう。副産物までお荷物ってことです。
 客席がっらがらの他、もう一方の ”異変” について引用します。
《 エライ人やマスコミには語るのに一般客の前には出てこない。こういうスタンスの映画監督って本当に不思議だ。もしかして出てくるのがイヤなのだろうか? 》
《 一般客の前に出てこないのはあり得ない。もっと言えば河瀬氏が「誰」のほうを向いているのかわかってしまうではないか。》

 ”エライ人” を向いて仕事をする人なら、やり返してこない人の腹を蹴りあげるくらいはするだろうと思えます。不思議じゃありません。引き続いて、同類を取り上げます。

《 こんな横暴が許されるわけがない。吉村洋文知事・松井一郎市長の維新コンビが暴走を繰り広げている大阪カジノに対し、市民団体がIR誘致の賛否を問う住民投票の実施を求めて署名運動を展開し、6日には約21万筆の署名を府内の各選挙管理委員会に提出した。ところが、吉村知事は同日の囲み会見で、「住民投票をおこなう必要はないと考えている」と言い、住民投票の実施を否定する考えをあらわにしたのだ。》

 多数の声が、議会の中の ”多数派” に封じられてしまう例が相次いでいます。札幌五輪招致の是非を問う住民投票条例案は既に、先日否決されました。
 民意を示そうとすること、せめてもの抵抗を試みることをパフォーマンスだ茶番だ等と言う人が、”多数派” に身を寄せることで安心を得たいネトウヨ気質ではないとしたら、じぶんが腹を蹴りあげられなければ気にならない人なんでしょう。道化したいのかも知れませんが、ただ同化しています。どうかしています。