先日の記事で、悪質なユーチューバーやサロン運営者をまとめました。が、知名度や露出の多さといった点で最も迷惑な ”ひろゆき” が抜けていました。その差別的な思想について書かれた記事をリブログ致します。多くの人へ、お薦めしたいです。

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 他の記事もオススメしたいと思います。ブログのタイトルからお判り頂けるでしょう、当事者が書かれています。
  ニーメラーの警句(※1)にあるように、マジョリティにとって無関係と云うことはないのです。けれど、多数者に属する人がジェンダーに関して日頃から考えているという事は、あまりないかと思います。自省します。次に取り上げる記事は、私を含めた多数者側が陥りがちなことについてです。

《 性同一性障害であることの説明VTRが流れた後、スタッフが事前に書いてもらっていた「母親からの手紙」を、司会の中居正広氏が読み上げるという演出も大きな話題となった。
「手紙は、『あなたの思うように産んであげられなくて申し訳ない。あなたの生きたいように生きられない柵(しがらみ)の中にずっといさせてしまって申し訳ない』というような内容でした。
 あとで聞いた話で、当時のマネージャーが母に連絡して手紙を書かせたらしいのですが、人の気持ちを想像出来ない人という印象だったので、そんな人がどんな言葉で母に手紙を書かせたのか、今考えるだけでもゾッとします。もう何から何まで失礼というか……」

 手紙を読み終えた後、中居氏から感想を聞かれ、当時のスタッフへの憤りや世の中へ不信感も込めて、中村は淡々とこう応えた。
「バカだなと思いました。そんな風に思うものじゃないって。あなたのせいでこうなったわけじゃない」と……。
 NHKとしては、母からの感動的な手紙を読み上げ、お涙頂戴の演出のつもりだったのだろう。しかし、中村は涙ひとつ流さず、大舞台で堂々と歌いきった。》

 好きです。記号として消費されることに違和感を覚えて、メロドラマを拒否した中村中を。当時からテレビをインチキくさく思っていて観ておらず、中村さんのジェンダーを長いこと知りませんでした。ただ、うまいなーと思っていました。
 拙ブログで歌ってもらったことがありました。 →ハミング集