安田菜津紀『温さんの著書には、中国語、台湾語も含めた色々な声が交じり合う、自分にとっての“ニホンゴ”が綴られている。』

  面白そうなので、ネットの本屋さんで注文しました。引用を続けます。
 安田菜津紀+温又柔《発信を続けるのは、社会への牽制(けんせい)という意味合いもある。残念ながら今も、「本物の日本人」「純粋な日本人」と言いたがる人は少なからずいる。「それに対して、そんなこと思わなくていいよ、と子どもたちに感じさせてあげられる仲間を、できるだけ増やしていきたいと思って、自分にとって前向きな力を与えてくれた人たちの姿を書いたんです」
 コロナ禍では、これまでもあった分断や差別が、より露骨な形で表れてくることがあった。》
  自粛警察を ”日本人じゃない”と認定する人々への温さんの憤りを引用します。
《“このひらがなの書き方は日本人の書き方じゃない”といったことを書く人たちです。あからさまに、“こんな誹謗中傷をするようなろくでもないやつはまさか日本人じゃないよね”というニュアンスですね。
 日本人は差別などしない、清廉潔白な民族だ。こんな差別をするようなやつは日本人じゃないにちがいない……これもまた何重にも重なった差別なんです。しかも、かなり悪質な」》
 
  はい、常々悪質だと思っています。芸能人を誹謗中傷する人や日常出会うマナーの悪い人をも、同じ手口で ”日本人じゃない”とされてしまっています。
 ※アメブロにも、そのようなネトウヨの実例がおります。11-1~11-3をご覧ください。


 いつ読み終えるかわかりませんが、たぶん、以下に追記をします。
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