ランチに美味しいピザを食べまして、おいしいイタリアン(石田純一語ではイタ飯)を食べられる国の人でよかった~ 地球に生まれてよかった~(by 織田裕二) ってな具合であります。気分上々でございます。ちょっとさみしいOLさんやブログ芸能人ではありませぬので、お食事の写真をアップしたりせえへん。
 
 2月14日の駅前で、日本人がなんで西洋の習慣に合わせとるんですかー、チャラチャラしてる場合じゃないんですよ中韓の脅威ガーと、道行く人にいちゃもんをつけているレイシスト団体の映像を観たことがあります。チョコレートは西洋のものなんですよー、日本人なら和食を食べていればいいんですよーと、ムサい男どもがわめいておりましたよ。バレンタインデーにチョコレートをもらったことがないのだろうし、天ぷらが西洋料理の影響を受けて成り立っていることを知らないのでしょう。
 たしか、バレンタインデーとチョコレートが結びついているのは日本だけで、明治製菓のキャンペーンによるものじゃなかったっけ? 興味ある方はお調べください。
 
 こんな者どものために引っ張り出される日の丸さんが気の毒ですよ。
 ハイッ、今日は国旗と国歌の話です。
 
 ウヨ(自称保守を含む)様は、国旗に向かって起立して国歌を合唱することに異様にこだわります。どうでもいいルール作りが好きな人たちです。それをやらないのは日本だけだから「普通の国」になるべきだと言います。
 ちがうんだな~、ソレ。  日本と最も似た国の形をしているのはイギリス(国民性なら、韓国)だと、私は考えています。国家元首が政治家ではないという共通点があり、日本はイギリスの制度を真似て出来上がっているわけです。文科省のサイトに以前は載っていたのに、いつの間にかなくなっている[諸外国における国旗・国歌の取扱い]という資料があります。それを元に説明します。
 
 イギリスでは入学式・卒業式でも国旗が掲揚されることはなく、国歌が斉唱されることもありません。演奏されることさえありません。ウヨ様が、イギリスも「普通の国」ではないと言い出しますかねw 
 ウヨ様って、やっぱ中国と韓国が好きで見本にしたいんでしょうね。
 中国では、国旗法で官公庁や全日制学校等での掲揚が義務付けられていて、
刑法で侮辱罪が規定されています。教育部(日本の文科省に相当)の規定で、月曜朝の国旗掲揚の儀式と国歌斉唱が義務付けられ、小3以上は正確に歌えるようにと指導されています。
 韓国でも同じように国旗の尊重義務があり、刑法で冒涜の罪が規定されています。入学式・卒業式等の学校行事では国歌が斉唱されます。
 
 その他の国については、こちらのページをご参照下さいませ。
http://blog.livedoor.jp/ekesete1/article/44217594
 ekesete1さんのブログです。とても勉強になり、今回触発されて記事を書くことになりました。
 
 
ちょいと気づいた(たぶん)真理があります。冒頭に記したしょうもない集団のような、恵まれないがゆえに偏屈になった者たちが、どうでもいいルールを他人に強制して画一化したがるのでしょう。社会が画一化して単調になってつまらなくなればなるほど、彼らのつまらなさがまぎれますからね。もしかしたら、国旗・国歌の前では滓みたいな人間でも人並みになれるというファンタジーなんでしょうか。人並みに扱われたかったら、レイシストなんかやってちゃだめですよ。
とりあえず、八紘一宇の欺瞞について学んでいただきたいものです。