笂井町灯籠流し | 前橋市議会議員 富田公隆オフィシャルブログ

笂井町灯籠流し


    本日は、令和初となる『第25回 笂井町 桃ノ木川 灯籠流し』が行われました。

    台風の影響で午前中に役員さん達が集まった時には、桃ノ木川の水量が多く、足場が作れない為に中止も検討したそうですが、午後になり水量も減り、足場は間に合わないけれど、役員さんが手渡しをするかたちで行うと決めたそうです。

     ご先祖様を偲び、各ご家庭で綺麗に作られた灯籠が持ち寄られ、拝見しますと、丁寧に、綺麗に仕上げられた力作ばかりで、流してしまうのが惜しい気もしてしまう程でした。

    だんだんと日も暮れてきて、灯籠の蝋燭の灯りが幻想的でした。

    各ご家庭で、自分たちの灯籠が流されるのを見届けながら、一緒になって土手を歩いて下流まで歩いて行くのが定番です。

    灯籠流しの範囲の最下流では、役員さん達が待ち構え、流されてきた灯籠を引き上げます。

    引き上げられた灯籠は、全て回収されるのを待ち、その後、お焚き上げされます。

    地元の安養院さまのご住職により、灯籠はお焚き上げされ、笂井町の灯籠流しは終わります。

    笂井町の皆様の恒例行事であり、ご先祖様を送る盆送りの儀式である灯籠流し。
   町の真ん中を流れる桃ノ木川あっての一大行事ですが、子どもからお年寄りの方々まで多くの方々が集まり、ご先祖様を思いながら共通の思い出をつくる灯籠流しは、素晴らしい夏休みのイベントです。