今あるシーンは二度とは無いから。
水戸市内を走る国道6号線
そんな国道沿いにポツンと、大きな木が立っている。
足元に4m以上ある竹やぶの荒れ地を、2日間かけて整理し
残った「ラスボス」がこの木、一本となったわけですが。
今回のパートナーも強い味方でして、
私は登りません。
ココでの問題点は、車道側にはみ出す枝と
大きな看板に覆いかぶさる枝の二点。
後は、
枝先には「トゲ」がある。。って事ぐらいですかね。。。
この、枝先のトゲが
私は登らないと決めた一番の理由と言ったら
それは違います。。
自らの経験からでしか、技術の向上が難しいこの業界で
特殊な技術となれば、それを経験する場面すら少ない。
できる人間がやれば、それで終了。
それダメなヤツです。
大切なのは、技術の継承。
自らの技を磨きたいと、強く想う職人には
レベルアップのチャンスを
ドシドシ与える。
この日、このシーンで何を学ぶか。
今まで通りの伐採の手法で、何ら変わりなく仕上げるのは容易。
何も考えることはない。
いつもやってるやり方で施工すればいいのだから
そんな簡単な話はない。
ただ、そういった考え方が
私はあまり好きではない。。
とても成長する考え方では無いと感じてしまうからだ。
色んな現場で作業をしてれば、
同じ手順というのは絶対に生まれない
たとえ、容易な伐採作業の現場に行ったとしても
それを容易に済ませては、その日のレベルアップは薄くなる。
容易な現場だからこそ、
普段、試した事のないような技術を取り入れ
新たなる手法を生み出す。
それがその日のレベルアップにつながり、
更なる難関が迫って来たときの、武器になる。
経験から学び、自分の技術を向上させれば
それは、すぐにも武器になる
自信が付く
意欲が沸く
仕事依頼が来る
経験で技術を磨く
自信が付く
意欲が沸く
仕事依頼が来る
この繰り返しの中で
常に自分は新しく、自分以外にできない手法を探らなければならない
他の人がやった事も無いようなことを、
実践して、
可能性を自ら生み出すことが出来るのであれば
それは、仕事に対する最高の楽しみや、喜びであると
勝手に感じてます。。。
価値のある職人を目指して。。。
本日の木登りは 『立原 祥太』 でした。。。
とみお