27日は衆院選挙ですが、投票先はみなさんお決まりでしょうか。各党の公約に目を通せば、本当にそれ出来る?というものも見受けられます。たとえば最低賃金を時給1500円にする、そんなことを政府がするのであれば、日本という国は資本主義とは言い難い、それをやるなら国の経済活動の在り方を大きく変えることになりますが、今の政治家がそれを決める資格はない、日本の会社の経営者はこれ以上国の決める意味不明なルールに従う必要はありません。よって、最低賃金1500円を公約に掲げる嘘八百党には私は投票しません。
私たち国民は選挙のたびに、自分が政治家ならどうするかを考えてみると良いと思いますし、それを考えられない人は選挙に行くべきではないと私は思っています。政治というものは自分だけでなく国民が一人でも多く「悪くない」生活を送れるようにするものです。政治が国民に提供できるのは「幸せ」ではなく「悪くない」くらいが精いっぱいだと思います。 たとえば特定の業界や会社だけが儲かるような政策は、政治ではなく利益誘導です。そのように考える私が政治家だったら、選挙に際して掲げる公約を書いてみます。
①マイナンバーカード制度の整備・普及を完了させる。国民一人一人の「ナンバー」を厳格に管理し、その番号さえあればカードを携行せずとも各種手続き・医療機関の診察が可能な世の中にする。免許証も、健康保険証も廃止しませんが持ち歩かなくてもよい世の中にする。本人が「ナンバー」さえ告げれば本人確認が取れる、あるいは他人が誰かに成りすませない真のICT社会を推進し、そしてもちろん、それに伴い社会保険料の負担を軽減する。
②NHKの受診料を現在の半分くらいに下げ、徴収方法は世帯主のマイナンバーカードに紐づいた口座から自動落とし(TV所有者の未納をゼロにする)、年金生活者のみの世帯は免除する。すなわちNHKという組織のスリム化を図る。また、NHKのドラマ制作は朝ドラと大河以外は許可しない。
③消費税は10%に一本化し、インボイス制度は廃止する。
④公定歩合(政策金利)は今より徐々に上げていき、経済状況によって上げたり下げる。日銀に円安から円高になるような策を取らせ、日本企業の製造部門の国内回帰を目指す。国内製造したものを海外に輸出して外貨を獲得する企業が増えるような世の中にする。
⑤子供がスマホを持つことを禁止するが、小学生になったら国から無料で国産特製スマホを支給する。このスマホは怪しいサイトにはつながらないし、歩きながら見られないし、インターネットは1日1時間以上は使えないようになっている。ただし18歳になったら使えない。
⑥ゴミの収集方法を全国で統一する。自治体ごとのゴミ袋を廃止する。飲料メーカーが使うペットボトルの大きさを3種類くらいに統一する。レジ袋の有料化は廃止し、小売店が袋代を別途取ることを禁止する。
⑦高速道路の通行料金を、物流企業のトラックは減免する。海外からの食物、肥料など農業関連の輸入品や国内製造物の輸出品にかかる運搬費用も減免する。
⑧超高齢化社会を見据え、高齢者を介護する施設は公立化する。親の介護休暇を制度化し、介護者は消費税以外の税、社会保険料を免除する。
…以上、私の「党」の公約です。アナタの「党」はどのようなことを訴えますか?今の政治家が訴えることは、国民が関心を持っていないことや実現性が低そうなことばかりですよね。私たち国民一人一人が自分勝手ではない、実現できそうな、日本のために良さそうなことを考え、訴えていきましょう。