前回私は折り畳み傘の袋を道端に落としたけど雨が幸いして、そのままマンホールにへばりついていたのを数時間後に拾えた、落としがちな傘袋を拾って入れておく善意の箱みたいなものが郵便ポストに着いていると良いかも、という事を書きました。その後すぐのこと、会社が入居しているビルのエレベーターの床に折り畳み傘の袋が落ちていました。その翌日ビルの管理者から、傘袋を拾得したので心当たりがある人は身分を証明するものを持って管理室にとの貼紙、私が世に求めているのは違う違う、そうじゃないんです。傘袋をあたかもスマホや財布のように大切なもの扱いしてほしいわけではないんですが(傘袋を免許証見せなきゃ返してもらえないのも変な話)、まあ今の世の中は妙な話があるものです。

 弊社が契約しているヤマト運輸、小倉の街角にあった3つの営業所をコスト削減の為?に廃止しなおかつ弊社に対しては値上げをしましたが、弊社担当ドライバーは時間に追われるようになりサービス低下が著しく、私の不満は募る日々ですが、さてこのたび北九州空港と成田空港の間などをヤマト運輸専用機が飛ぶことになりました(目的:2024年問題の解決)。ヤマト運輸のロゴ入り飛行機が離陸する様がニュースで流れヤマト運輸のイメージアップにはなりそうですが、私たち顧客やヤマト運輸のドライバーからしたら違う違う、そうじゃないんですよね。

 妙な話その2、食用コオロギで食糧危機を解消するという壮大なプロジェクト(ハッタリ)を謳(うた)っていた会社が2億円以上の負債を抱えて倒産したとの話、大体コオロギなんて食べ物として普及するわけないという巷の声ももっともですが、この会社を批判するポイントは違う違う、そこじゃありません。コオロギ食会社の経営者の最初からの狙いは役所などからの仕事と金融機関からの融資のはず、お金を集められるだけ集めて、経営者が懐に入れて財産を海外に移して、さあこの辺で…が今やってきただけではないか?と疑うべきです。コオロギ食の無意味さは社長が1番わかっていたはず、責められるべきはこんな絵空事にお金を出した役所や金融機関の担当者です。だから私たちは税金納めたくなくなるんですよね。ついでに書けばコオロギ食用化の研究をしているのは徳島大学とのこと、彼らの研究費にも補助金が入っているはずです。食糧より人手が不足している日本、国立大学が若者を食用コオロギの道に進ませていいとは私は思いません。

 最後は北九州の話、3月に北九州ラーメン王座選手権というイベントがあります。私はラーメンの食べ比べに興味はないですが、北九州ではこの時期その開催告知を目にします。さて今年の大会のチケット価格がご多分に漏れず値上げとのこと、その理由として一つは原材料費の高騰、まあそれはそうなんでしょう。そしてもう一つは消費税の値上がりのためとのこと…私は世の値上げの理由はほとんど適当(いいかげん)だと思っていますが、消費税が上がったのっていつの話、それを理由にするのは違う違うそうじゃないって、運営者の中にちょっと気が利く人がいませんでしたかね。こんな人たちに北九州で1番美味しいラーメンを決めるなんて言われてもなんだか微妙です。…値上げするためにウソをつくのが常習化している日本、値上げするのは違う違う、まずは減税を政府に求めるのが先でしょう。ただ、私がここに書きたいことって今回みたいな内容とは違う違う、そうじゃないんです。こんな事をつい書いてしまう今の日本が悪いってこととしましょう。