こんにちは、製本部の佐○急便です。
今日は自分が好きな知る人ぞ知る超マイナーな歌手「平沢進」を紹介したいと思います
■「平沢進」との出会い
今から6年前、中学二年生の頃、エヴァにハマっていた自分はYouTubeでアスカの声優の曲をよく聴いていました。
その日も、良い曲だなぁなんて浸っていたら、関連動画サムネイルになぜかおじさんが出現。完全におじさん。
気になったので見てみると、なんとアスカの声優さんと同じ曲名の動画がっ。
(後に平沢進が提供した曲のセルフカバーと知った)
試しにクリックしてみると・・・
初めて聞くのにどこか懐かしい感じのするメロディ、歌声、無国籍的なサウンド、謎のコーラス・・・
こんな曲を作るやつが居たのか!!と、今までに感じたことのなかった衝撃を受けた急便はしばらくYouTubeで平沢進の曲を聴き漁ることになったのです。
■曲のジャンル=「平沢進」
平沢進の曲は独特の世界観を持った曲が多いです。
シンセストリングスを多用したり、平沢進自身の声を何重にも重ねて大勢でコーラスしているかのように聴かせたり。
(平沢はこれをバカコーラスと呼んでいる)
歌詞が難解すぎてどういう意味なのか理解できない…
なんて曲はざらにあります。
また、デビューから今年で40年ということですが、40年の間の時期によって作風が全く違います。
なので、平沢進を勧めた相手から「どういうジャンルの曲なの?」と質問されるととても困る(笑)
Wikipediaで平沢進を見ても……
結局どのジャンル?というほどずらずらと曲のジャンルが連ねてあり、つまりはジャンル=「平沢進」として確立してるのかなぁ、なんて思います。
■「平沢進」は常に時代の先を行く
今の時代、パソコンでの楽曲制作は当たり前になっていますが、平沢進はなんと30年も前からすでにパソコンを使った楽曲制作スタイルに移行しているのです……早い、早すぎる!
しかも、CG映像がほぼなかった時代、プロが作ったmvが気に入らなかったのが発端となり、平沢進自らCGを使ったpvを作りあげます。
今見ると、さすがに映像がチープすぎるけど、昔の技術的にはすごかったんだろうな……
今はスマホをポチポチするだけで音楽をダウンロードできる時代ですが、20年前にはもう、将来CDは不要になるのでは、と日本で初めてMp3を使って音楽をネット配信した人なのです。
なんという先見の明。
■急便がオススメする「平沢進」の曲
「Big brother」
これは核P-MODEL名義の曲。
1984というディストピアの物語がこの曲の元ネタになっていて、1984に出てくる架空の国家の支配者bigbrotherを歌った曲です。
歌詞のダークな雰囲気や超攻撃的なシンセ音がとても良いです
「Town-0 phase-5 」
この曲は「インヤー」という謎の掛け声で始まるのですが、イントロの時点で平沢ワールド全開すぎて初めて聞いた時はとても困惑した覚えがあります(笑)
この曲の突き抜けるような勢いがとても好きでよく聞いています。
■インタラクティブライブ
これはストーリー仕立てのライブであり、物語の進行の鍵を握るのは観客、という特殊なライブ。
ライブ中にどのルートを通るかを観客に選ばせ、みんなでグッドエンドを目指すというもので、観客の声援の大きさや、客席に放たれた大きな風船が左右どちらに飛ぶかなどでルートが選ばれていきます。
ルートによって曲目も変わるし、バッドエンドにもなるのです。
実は自分が行ったworld cell2015ライブの3日目はバッドエンドで、バッドエンドが確定した瞬間の会場はお通夜のような状態だったのは今でも忘れられません。
■これからの「平沢進」
7月11日には前出のworldcell2015のDVDが発売。
さらに7月28日にはフジロックフェスティバルに出演するなど65歳を迎えても活躍し続ける唯一無二のアーティスト平沢進。
あなたも聴いてみてはいかが?
(佐○急便)
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この文章を書いた、「佐○急便」は
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