ご無沙汰をいたしております。
「自然(じねん)」
🖌数年前に出品した縦書きの「自然」を書き直しました。
反省点はあるものの、我ながらいい出来だと自負してますニヤリ

実は…
「然」の点を忘れたことに、筆を片付けはじめた時に気付いて、後から打ったので、濃さが違っていますてへぺろ
(八年前の自然)

青墨をクリーム状になるまで濃く磨墨して、


少しずつ溜めて


濃さを見ながら淡く薄めていきました。(もっと薄めてもよかったかも)

作品解説で、運営委員の先生にほめて頂きました照れ
柄にもなく反骨ぶってみました
「たヾでさへ息苦しい世の中が棲みづらくなる生活様式」
「適應が出來ると思ふかデジタルのやうに更新できぬ人の世」



クローバー三十年程前です。
学校小学校の宿題でも、コンクールの課題でもなく、
🖌️ただ書いてみたくなって、半紙に書き初めをし、自分なりに気に入って、暫しの間部屋に貼っていたことがありました。
作品は現存しないのですが、その時書いた「初日の光」という言葉は未だに記憶しています。

現在の実力で書くとこのような出来です。

新鮮な気持ちで書に臨みたいという欲求が、三十年越しにこの言葉を書かせたのかもしれません。