年末が近づき、ぼんやりとした日々から少しバタバタし始めたら、ネットを見ることからも遠のき、いつの間にやら11月末。

 

そんな中、少し時間ができたので、久々に大型CDショップのT.レコードまで行ってまいりました。そうすると、また売り場が縮小されていました。

 

ダウンロード中心の配信サービスが主流になり、残念なことですが、開店当初から比較すると売り場面積は1/3に。

 

 

縮小されたジャズコーナーから、バリー・ハリスを1枚だけ買って帰りました。

 

ジャズを本格的に聴き始めた頃、穏やかで暗さのないハリスのピアノは、ハリス自身の人格の深さを表しているよう聞こえ、魅力的に感じたものです。

 

それは、デトロイト出身のジャズマン、ポール・チェンバース、トミー・フラナガン、ローランド・ハナ・・・に共通して見られる明るさなのかもしれません。

 

ハリスは、晩年まで演奏活動と若手の教育に携わっていました。下の動画は89歳の時のローマでの演奏です。

 

当然、若い頃のスピード感はありませんが、長い演奏活動で培われた「間」の感覚は素晴らしいと感じます。