近頃は、なんでも記録しておかないと短期記憶があやふやで、実に頼りない。

 

個人の闘病日記など、皆さんに読んでいただく価値もないが、自分の記録としてアップしておこうと思う。どうぞ、病気に関心のない皆様はスルーしてくださいませ。

 

事の発端は3月に、知り合いの方から「留五郎さんは、内視鏡検査を受けたことがありますか?」との質問でした。なんの話の脈絡もなく、会ったばかりでいきなりのこの質問でした。

 

・・・この唐突な問いかけに対して、「これは内視鏡検査をする必要があるんだろうな・・・」と思い、近くの大きな医療センターへ内視鏡検査を申し込んだ結果、私の大腸癌が発見されました。

 

第一回の内視鏡検査の際に腸内に会ったポリープ6個は全て取り切り、後日2回目の内視鏡で癌細胞を1箇所全て切除しました。切除した癌細胞は病理検査に送られた結果、「癌細胞の深さが見過ごせないほど深いので、悪いと思われる該当部分は、腹腔鏡手術で輪切りにして、周辺のリンパ節も含めて体から取り出してしまいましょう」とのドクターの判断でした。

 

 

1日目

午後1時半に某医療センターに入る。

 

受付の入院手続きを経て南棟223号室(相部屋4人)西向きの部屋に入る。入院は長女が付き添いをしてくれる。

 

ドクターからの明後日の手術の説明を待つも、主治医のドクターの当日の手術が長引いて、説明を受けたのが19時前。

 

病室でWi-Fiが繋がるのがありがたい、ベッドの上でクライアントの仕事を仕上げて送信する。

 

夕刻、病室で、下剤500cc程度が出され、1時間程度で少しずつ飲む様指示がある。この日の夕食はなし。

 

またまたベッドの上で、ある「月刊誌」の原稿を急いで仕上げ、送信する。

 

点滴は、さらにYDソリタ-T3号輸液500ccを点滴される。(体の水分を補給するための点滴)これは、20時過ぎまでかかって完了する。その後、同じ製品を点滴する。看護師さんは、点滴が終わったかどうかの点検はない。無くなったと申告して輸液を交換してもらう。夜間の看護師さんは人数も少なく忙しいのであろう。

 

20時過ぎあたりから下剤が効き、朝まで4度トイレへ。iPadでYouTubeを見ながら朝まで過ごす。

 

1日目は、手術の準備だけの日でしたので、実に気楽なものでした。