自分じゃ決して行かなかったようなジャンルですが･･･シネマライズ特別券が今月末までなので。
実家のある浜松に帰省した信人（山口信人）は、祖父の啄次（喜味こいし）の姿をコンパクトカメラで撮り続けている。特にすることもない彼は、訪ねて来た幼なじみのえいちゃん（渥美英二）や、ひろちゃん（磯部弘康）と出かけるなどして時間をつぶしていた。そんなある日、突然啄次の実の兄が自殺したという連絡が入り……。 （シネマトゥデイ）
微妙でした･･･。写真家・若木信吾が初長編映画。映像はところどころ、とても美しくて、さすがです。夕焼けの染まり具合、浜辺にぽつんと人を配する構図etc。そして主役である祖父（上方漫才の巨匠喜味こいし･･･って知らなかったのですが；）が、とてもいそうで一挙一動が気になるキャラでした。でもカメラのダラダラ感や、自然らしいのかわざとらしいのか分からないセリフ回しに少しイライラもしました。障害者である幼馴染2人の使い方もしつこくて、ちょっと嫌な気分になりました。
時間をそのまま映画に入れ込んだような、不思議な映画でした。孫が祖父にとてもなついていて素直なのが、よかったです。
6/1までシネマライズにて公開中
満足度：★★★★☆☆☆☆☆☆