アジア映画ドラマ祭というものに行ってきました。2部構成で、1部ではドラマ「ホジュン」10話のダイジェスト版を流すとのこと。かなり興味がなく(実際観ても、興味なしでした・・・)2部の映画試写会から行きたかったのですが、うっかり満員だと困るので1部から参加。
詐欺とスリを、なりわいとする生活から足を洗おうと、恋人ワン・ポー(アンディ・ラウ)と決別したワン・リー(レネ・リュウ)。車も通らない大平原を歩いていた彼女は、偶然通りかかった純朴な青年シャーケンに助けられる。その後、列車の始発駅でワン・ポーと再会したところへ、出稼ぎで貯めた大金を持ったシャーケンが現れ……。 (シネマトゥデイ)
「女帝」の(というか、それしか知らないぞ)フォン・シャオガン監督、そして「インファナル・アフェア」のアンディ・ラウ様。これは観ておかないと・・・と悪評にもめげず、臨みましたが。
評判どおりでした。
「イエスタディ・ワンスモア」のようなオシャレな空気を感じたのは出だしだけでした。くだらない話を無理にドラマチックにしようとしているところが痛々しく。音楽や映像が盛り上げようとするほど、心が冷めてゆきます。不思議だわ。くだらなさと俳優陣の真剣な表情のギャップが、むしろ笑いのツボに(友人に教えてもらっていた玉子エピソード・・・「きたーーーーっ!」と思いました)(ラストの女も結構面白い)。
アクションシーンも多少ありますが、凝った映像加工やカメラワークのせいで、何やってるのかわかりません。正直つまらないです。
アンディ・ラウ様はなぜか長髪の超ダサ男役で、「ウィンターソング」の金城クンを思わせます。途中からはかっこいいアンディ様になるんだけどね(それでもくだらない)。
チラシには「スタイリッシュなアクションと、感動の人間ドラマが・・・」と書いてありますが、これはコメディとして観にいく心構えの方がいいと思います。でも泣いている方もいたので、気に入った人にはこんな感想ですみません。
4月28日(土)よりQ-AX他にて公開予定
満足度:★★★★☆☆☆☆☆☆