2025年10月18日(土)


東北+函館遠征2日目の朝は、早々に吉報が届いてvery happyに迎えたのだった。


ライフカードからカード利用の知らせのメールが届いて、利用先は、何と!ローソンチケットだった!!


これは、つまり日本シリーズ甲子園チケットが当選した事を知らせるものだった!!


でも、この段階では、第何戦のチケットが当選したのかは分からない。


『最も可能性が高いのは、第5戦かな!?』

『第3戦か第4戦だったら儲けだな』という思いが駆け巡っていた。


虎(阪神タイガース)は、前夜にCSファイナル第3戦を勝利して日本シリーズ出場を決めていた。


当選したチケットが、第5戦だったらストレート決着の場合は、6年ぶりの甲子園復帰が幻と化すが、十中八九大丈夫だろうと思った。


正式な通知は、15時以降なので、それを楽しみに待つ事にした。


さて、遠征2日目は、秋田県の田沢湖へ行く。


日本シリーズチケット当選というhappyな気分で、意気高らかにホテルを出発した。


ホテルと盛岡駅のルートには、途中で開運橋を渡る。

盛岡を訪れてから開運橋を渡る度に運が開けてる気がした。

その下を流れる北上川は、東北では最大規模を誇り、日本全国でも4番目に大きな河川である。

この東北+函館遠征では、4度目となる開運橋を渡り、盛岡駅へと向かった。

盛岡駅から秋田新幹線こまちに乗って田沢湖駅まで行くが、盛岡駅に到着する時には東北新幹線と連結しているみたいだった。


北海道の函館新北斗駅を出発した両新幹線は、盛岡駅で切り離されて、それぞれの目的地へと向かう。

昨日は、東北新幹線はやぶさデビューを果たしたが、本日は、秋田新幹線こまちデビューを果たす。
赤色の車輌は、秋田こまちをイメージしたものなのだろう。

8:48発秋田新幹線こまちに乗って、9:21田沢湖駅に到着した。

駅のホームでは、ドラゴンズファンが喜びそうな龍の頭がお出迎え。

田沢湖には、たつこ姫が存在する。

田沢湖を見守るたつこ姫像にも会いに行く。

前夜に、立花兄弟の故郷である鹿角花輪に行ったが、本格的な秋田travelは、これが初めてである。
3年前にカタールワールドカップが開催されている時に、カタールと秋田県が同じくらいの面積だと聞いた。

盛岡から田沢湖も本当に近くて、サウジアラビアからカタールへ行くような感じかもしれない。

田沢湖駅からは、9:30発の路線バスに乗って12分ほどで田沢湖に到着した。
天候は、曇だが昼頃から崩れる予報となっている。

なので、天気が崩れる前に田沢湖一周サイクリングから行なう事にした。

レンタサイクルで、2時間1,500円で借りられる。
トーマスは、walkerなので、20年以上自転車に乗ってない。

記憶にないくらい久しぶりの自転車なので、自転車に乗るというのが新鮮な気分で、ハイテンションで田沢湖一周に出発した。

心配はしてなかったが、超長期間久しぶりでも初めてではないので、問題なく走行に入る事はできた。

自転車は左側通行なので、田沢湖を左周りに出発して最初の観光名所である御座石神社に到着した。
ござのいし神社と読む。ございしではない。

田沢湖のみならず秋田県が誇るパワースポットでパワーを貰って出発した。

暫く進んで行った時に見つけたもの。
確かに、いつ熊が現れてもおかしくないような景色の中を走行しているように思えた。

リスなら道路を横断するところを見た。

でも、熊出没注意とは言っても、こればかりは運次第なので気を付ける事でもない。

盛岡で開運橋を4度渡っている運に頼るしかないのだ。

先程の御座石神社と前日には平泉で中尊寺に行ってるので、それらのパワースポットも身を護ってくれると信じて先を急いだ。

暫く進むと熊の次は石か!!
旅=冒険に危険は付き物。恐れずに進むしかない。

そして×2、更に自転車を走らせると、たつこ姫像と初対面した。

田沢湖を護るたつこ姫像こそ田沢湖観光のハイライトと言っても良い。

でも、お姫様は泥を被っていて、誰も綺麗にしてくれないのかな?とも思ってしまった。
周囲は観光客が多かったが、日本人よりも中国人の方が多かった。

たつこ姫像に隣接し、御座石神社と並ぶ田沢湖のパワースポットである浮木神社で記念に御守りを買った時も、店の主人に値段を中国語で言われた。(Japaneseだっつーの!)

浮木神社で今後も旅の無事を祈って出発した後は、田沢湖で観光する所は無い。

ひたすらゴール目指して進んで行くだけ。

後半には、きつい登り坂に直面した。

体力が消耗しかけている時に、きつい登り坂だったが、全体的には下り坂の方が多かっただろう。

右回りの方が厳しかっただろうと思う。

田沢湖一周20.5kmは、思ったよりも長かった。

湖の周りを進んでいれば元の所へ戻れるはずだが、本当に帰れるのかな?迷子になってないだろうな?という不安も芽生えていた。

2時間以内に自転車も返さなければならないが、それも間に合うかという不安もあって、下り坂では今考えても危険なくらいスッ飛ばした事もあった。

横から飛び出してくるものがあるとすれば、先程のリスとか熊といった動物くらいの一本道なので、人身事故に繋がる恐れはないが、普段自転車に乗らないだけにスピードオーバーは危険とは分かっていた。

最後の方は、恐くなるくらい不安だったが、無事に出発地点に戻れてホッとした。

フルマラソンを12回完走しているが、20.5kmってこんなにも長いのかと感じた。

御座石神社とたつこ姫像で観光したが、1時間50分ほど要した。

フルマラソンのベストタイムは、3時間51分なので、普段乗らないとはいえ自転車で20.5kmが、そんなに要するとは思わなかったというのが、田沢湖一周サイクリング完走の感想である。

20数年以上久しぶりの自転車も楽しかった。

田沢湖一周サイクリングの後は、田沢湖を眺めながらランチができるレストランに入った。

秋田県のグルメといえば、きりたんぽだが、飾られている見本を見てあまり好みでもなさそうだったので勝つカレーにした。

この後は、遊覧船に乗船するが、長くなったので、ここで一旦締めさせて頂きます。

東北+函館遠征記 vol.3 終わり
vol.4へ続く