横浜Fマリノスにご招待頂き、9月13日(金)ニッパツ三ツ沢で横浜Fマリノスvs京都パープルサンガをスタジアム観戦した。

三ツ沢での観戦が決まった時には、初来訪かな…と思ったが、1995年1月の高校選手権準々決勝(帝京vs鹿実、那覇西vs守山北)を観戦した事を思い出した。

でも、30年近い前の事なので、当時の事は殆ど覚えてない。

昔は、横浜マリノス&フリューゲルスの本拠地で、こじんまりとしたサッカー専用スタジアムであり、国立や日産スタ、埼玉スタとは違って間近で観れるのでスタジアム観戦を楽しみにしていた。
ここで、Jリーグを観戦するのは初めてである。

屋根が全く付いてない、スタジアムの外がもろに見える開放的なスタジアム観戦も久しぶりである。

バックスタンドの後方にそびえ立つ横浜市立病院からは、試合が良く見えるではないか!っ感じだった。
招待チケットの割に、5,200円もするメインSS席であり、上々な座席で観せてもらえた事には凄い感謝しています。

共に2連勝中で好調同士の一戦だが、両者の対戦ではマリノスに分がある。

しかし、キックオフから僅か9分、VARの介入もあってマリノス(トップ下)西村にレッドカードが提示されて、マリノスは開始早々10人となり厳しくなった。

ストライカー対決にも注目が高まった中で、京都のラファエル·エリアスが前半23分に先制ゴールを決めた事に対して、マリノスのアンデルソン·ロペスは、チームが10人になった事もあり最後までゴールを決められなかった。

前半は、試合が荒れてエキサイトする場面も観られた。

特に、(マリノス)エウベルが(京都)福田のファールに激怒して福田を突飛ばした場面は目の前の出来事だった。
京都ベンチの前でもあって、目の前で仲間が突き飛ばされた瞬間に京都ベンチからは一斉にエウベルに向かって行った。

エウベルは、避難するようにしてピッチ中央へ流れていった。

イエローの乱れ飛び、選手の負傷、VAR等で前半ロスタイムは、なんと10分。
カタールW杯か!?スタジアム観戦では記憶に無い数字に、思わずカメラを向けてしまった。

それだけ、試合が荒れていたのだった。

両チーム共に、攻撃陣にタレントがいて好調なだけに、打ち合いも期待させられたが、両ゴールキーパーのファインセーブもあって、攻め合った割には締まった試合でもあった。

4月に味スタで観戦した東京ダービーのように、10人になったFC東京が数的不利をものともせずに、0-2から追い付いた試合も観たが、この試合のマリノスは数的不利を跳ね返す事はできなかった。

先制された後で、前半のうちにコーナーキックからオウンゴールで追い付くが、後半開始早々53分に原に決勝点となるゴールを割られた。

大きな屋根付きのスタジアムが増えてく中で、ニッパツ三ツ沢のような間近でJ1の試合を観戦できる機会に恵まれる事は多くはないだろう。

試合前には、両チームキャプテンのスピーチで差別、暴力の反対という内容の声明が聞かれた。
それでも、試合は荒れて、ラフプレーによるレッドカードやイエローカードが5枚も横行したのは、スピーチの内容からは掛け離れていた。

やはり、サッカーは最後まで11人同士で終わる試合であってもらいたい。